最近増えているAUDIのABS故障

最近、アウディのABS警告灯点灯のご相談が増えています。
ディーラーさんで高額なお見積りが出てしまい困っているというオーナー様、10件以上お問い合わせをされた末に当店へたどり着いたというオーナー様、リビルト品を探したものの見つからなかったという販売店様もいらっしゃいます。
警告の出方

警告の出方は、お車によって少し異なります。
A4の2件はABSランプが点灯していましたが、A5ではABSランプは点灯せず、ブレーキ故障を知らせる警告と「安全に車を停車してください」という表示が出ていました。この状態ではABSやESPといった安全装置が動作していません。ランプの種類にかかわらず、警告が出たら早めに診断を受けることをおすすめします。
故障コードC123EF0について

ABSランプが点灯後、ディーラーさんや地元の修理工場さんなどで診断をされているケースが多いため、事前に故障コードをおうかがいしています。
最近のご入庫で特に多いのが、「C123EF0 ハイドロリックブレーキサーボ リミット値に達した」という故障コードのお車です。
アウディ・VW系で比較的多く見られるABS関連のエラーで、原因はブレーキプレッシャーセンサーの不具合です。
故障が起きるメカニズム
故障が起きるまでの流れは以下の通りです。
- ブレーキプレッシャーセンサーが経年劣化で不具合を起こす
- 誤った信号が何度もABSユニットへ送られる
- エラー情報が蓄積し、ABSユニット内部で処理限界を超える
- ABSユニット内部の電子部品にダメージが進み、警告灯が点灯する

▲ 根本の原因はセンサーにあり、ABSユニットの故障はその結果として起きています。そのためABSユニットの基板修正だけでなく、原因となったブレーキプレッシャーセンサーの交換も行います。
年式・車種から見る傾向
ご依頼が多いのは、初年度登録が平成29年(2017年)前後のA4、A5、A6、Q7といった車種です。ブレーキプレッシャーセンサーの寿命は8〜10年前後とされており、2017年登録のお車であれば、2026年の現在でちょうど9年ほど。
まさに症状が出やすい時期を迎えていることが、ご依頼が増えている理由だと考えています。
A5の事例でも、新車購入から10年ほどで不具合が出るケースが多いという傾向が見られました。
予防整備としてのセンサー交換
故障の根本原因がブレーキプレッシャーセンサーである以上、事前にセンサーを交換しておけば、ABSユニットの故障を防げる可能性があります。
センサーは、エンジンルーム内のブレーキマスターシリンダー付近に装着されています。
センサーのみの交換であれば、ABSユニットが故障してから修理するよりも費用を抑えることができます。今後も長くお乗りになるのであれば、予防整備としてお勧めです。
車検との関係
平成29年(2017年)2月1日以降は、ABSランプが点灯しているお車は車検に通らなくなりました。
そのため、車検のタイミングで不具合が発覚し、慌てて修理先を探されるケースも少なくありません。
静岡県のM様も、車検が切れた状態で仮ナンバーを取得してご来店くださいました。
Jスクエアでは車検整備も同時に承ることができ、その場合は数日お預かりとなります。
Jスクエアの修理内容とディーラー対応との違い

ディーラーでは、ABSユニットを丸ごと交換する(Assy交換)対応が基本となり、費用は60万円から70万円ほどかかります。
一方でJスクエアでは、ABSユニットを分解し必要な箇所だけを修復するオーバーホールのため、コストを抑えることができます。
《オーバーホールでの修理内容》
- 基板内部のコンデンサー交換
- トランジスタ交換
- エラーが発生しているIC交換
- ブレーキプレッシャーセンサー交換
コンデンサーやトランジスタといった表面実装基板の部品は、10〜15年が寿命と言われています。
エラーが登録されている部品だけでなく、再故障を防ぐために、こうした寿命のある部品も高品質のものに交換しています。
ただ直すだけではなく、今後の耐久性まで考えた修理を心がけています。
オーバーホール対応のメリット

- 修理費用を大幅に抑えられる
- 修理時間は3〜4時間の当日修理(要予約)
- 7年間の長期保証
新品交換ではない場合のABS修理は、保証なし、もしくは数か月から半年程度の保証が多いなかで、当店では7年間の保証を設けています。
アウディのABS修理でお困りの方へ
次のような状況でお困りの方は、ぜひ一度Jスクエアまでご相談ください。
- ABS警告灯が点灯している
- C123EF0の故障コードが入力されている
- ディーラーで高額な見積りが出てしまい、ABSユニット交換しかないと言われた
- リビルト品が見つからない
- 地元の工場では、ABSの修理に対応できないと言われた



事前に修理可能かどうかを判断したうえで、その後のご案内をさせていただきます。
気になることがありましたら、なんでもご相談ください。