BMW DSC
DSCとは?
ダイナミック・スタビリティ・コントロールの略(DSC)で、04年以降の車には標準装着されている横滑り防止装置です。
- BMW E38
- E46後期
- E90,91,92,93
- E80,81,82,83,84,85
- Z4
- E60など
DSCが故障する際に点灯するランプ
▲写真のようにDSCが故障すると様々な警告灯が点灯します。
DSCが故障すると点灯するランプ
- DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール
- DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)
- ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)
- タイヤ空気圧異常ランプ
- ブレーキパット残量警告ランプ
- サイドブレーキランプ
- 舵角センサー異常ランプ
DSCの機能
DSCは、ASCの機能に加えてステアリングの回転角度や、横加速度(旋回方向への回転角の変化速度)、ブレーキ操作力等を検知して総合的に車がどのような状況なのか判断して自動で車を制御しています。車のスピン、横滑りを防止しています。
BMW E90 DSCテスト(英語)
BMW E90 DSCテスト(英語)
動画では、最初DSC OFF→ONの順番にコーナーを曲がってます。DSC OFFで運転者がハンドルを逆方向に切ってカウンターを当てスリップを防いでいます。ONのときはDSCがエンジン出力、ブレーキ等をを自動に制御しているため、運転者は何もしなくても、スピンを防止しているのがわかります。
BOSCH社の横滑りを防止する原理 (英語)
DSCはいつ機能するのか? もしものトラブルに効果大!
DSCはASCの機能にプラスして横加速やハンドルの切れ角度を検知してますので、道路の落下物を避けたり、横からの車の飛び出し、バイク、歩行者等を避けるときに効果を発揮します。
車のスピン防止、オーバーステア、アンダーステアを軽減してくれるので、運転者が気づいていないときにも、DSCの機能が事故を防いでいるかもしれません!
車のスピン防止、オーバーステア、アンダーステアを軽減してくれるので、運転者が気づいていないときにも、DSCの機能が事故を防いでいるかもしれません!