BMW E90
本日は近くの販売店&修理工場さまからのご依頼。
なんと納車の最中にABSが点灯してしまったという状況……!
朝に電話があり『どうしても2日後に納車しなくてはならない』との事で急遽作業することになりました。
▲修理するABSユニットはこちら、運転席の前についています。
この後ABSユニットを分解するのですが、中身がとんでもないことになっていました……
ABSユニット内に起きていたこと
DSCユニットに修理をこころみた痕跡があり、ポンプモーターから焼けた臭いがしています。
開けてみると、ステータコイルに部品が巻きついて、とんでも無いことに!
その影響で基盤もショートしてしまていました。今回はASSYで新品交換になります。
今回のように修理で対応できないときのことを考えて、E60 E80 E90全シリーズほぼ在庫しています。
ショップの代表の方とお話ししていて、今日こそ在庫のありがたみを感じました。
交換後は、Ateのブレーキ圧送機でエア抜きを行います。
欧州車のABS装置のメーカーがほぼAteなので、純正機での作業は安心感があります。
診断機のブレーキオイル交換機能も使えるのですが、ABSポンプを強制駆動させるので圧送機の方が使い勝手がとても良いです。
Ateの圧送機については今度動画でご紹介したいと思います!
そして最後にコーディング作業です。
こちらのお車の前回のコーディング歴が2012年だったので、約1時間ほどで終了しました。
早く終わってほっとしました。コーディングにかかる時間が長いときは6時間かかったこともあります。
急な修理もできる限り対応します
今回は他社でABS修理されていた車をオークションで仕入れた後に気づいたというケースでした。
お車を中古で購入した場合は避けられないトラブルかもしれませんが、ご自身のお車でABS故障した場合は、ぜひ弊社の7年安心保証をうまく使っていただきたいなと思います。
脱着工賃も無料(数万円分)となると驚かれることもありますが、機械的な部品(アクチュエーター)と電子部品(コンデンサーやトランジスタ等)を交換してしっかりと作業すれば7年以上は壊れない自信があります。
今回のように納車直前にABSランプが点灯したなどで急遽修理が必要なときなど、ディーラーさんで対応できなくても、Jスクエアはなんとかしたいと思っていますので、ぜひご相談ください。
『困った時の Jスクエア』 といった存在になれたらと思っています。