VW ECU修理
ディーラー様からのご依頼
弊社のクライアント様でしたが、たまたまフロントマンさんが弊社のことを知らずに他社さんへECUをお送りしたそうです。
しかし修理できなかったとのことで、弊社にご相談くださいました。
症状 & 修理
ECU内部でアースに落ちないという症状でした。
アースに落ちない原因は『断線や、腐食、抵抗不良』がほとんどです。
今回は、断線、セラミックコンデンサーの腐食でした。↑黒くなっているところがショートしているところです。
まず腐食している抵抗チップを交換します。
こちらが外したところです。
およそ1mmほどの極小チップです。
こちらを取り付けるには裸眼ではできませんので、デジタル顕微鏡で拡大して作業をします。
新しく取り付ける抵抗チップです。(一通りのサイズは在庫をご用意しています)
抵抗チップの先にあるICの足が腐食して断線していたので、回路を再生して付けます。
ICの足のピッチが0.2mmだったので、苦戦はしましたが無事装着完了しました!
アースに落ちるようになりました。こちらで修理完了です。
アースに落ちるようになりました。こちらで修理完了です。