マツダRX-8 ABSランプ点灯
秋田県より、RX-8にお乗りのお客様がご来店くださいました。
片道10時間という長距離を、途中休憩を挟みながらお越しくださったとのこと。
遠方より本当にありがとうございます。
お近くにABSユニットの脱着をしていただける修理工場があれば、ユニットだけを宅配便でお送りいただく形でも対応が可能です。
ただ、その場合は間に工場さんが入るぶん、少しお日にちがかかってしまいます。
その点、ご来社いただければ、当日中に修理まで完了できるケースがほとんどのため、実際に遠方から足を運んでくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。
ただ、その場合は間に工場さんが入るぶん、少しお日にちがかかってしまいます。
その点、ご来社いただければ、当日中に修理まで完了できるケースがほとんどのため、実際に遠方から足を運んでくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。
症状:ABSとDSCランプが点灯
昨年11月頃から、ABSとDSCの警告灯が点灯するようになったとのことで、地元の整備工場さんで点検を受けられたそうです。
診断の結果は「スピードセンサー不良」。
今年2月にはスピードセンサー4か所すべてを交換されたそうですが、症状は改善せず、警告灯も消えないまま。
そのため、整備工場さんからは「ABSユニット本体の不具合の可能性が高い」との説明を受けたとのことです。
新品部品の供給が終了していたため、交換は難しく、修理での対応をご検討される中で「ABS修理 RX8」と検索し、Jスクエアを見つけてお電話くださいました。
診断と故障内容の確認
点灯していたランプは、ABS,DSC(車マークの下にゆらゆらと揺れているマーク)が点灯していました。
テスターで診断したところ、
C1175:左リヤホイールスピードセンサーの入力回路不良
という故障コードを確認しました。
スピードセンサーはすでに交換済みのため、ABSユニット内部に原因があると判断し、修理作業に入ります。
ABSユニット修理内容


ユニットを分解し、ボルト6本を外して内部の黒いプラスチック製基板を取り出します。


基板を顕微鏡で詳細に点検したところ、スピードセンサー回路の断線を確認しました。


基板上の直径0.5mmの配線24本を一度すべて取り外し、新たに1本ずつ丁寧に作成・実装いたしました。
修理完了・ご納車
修理後は、故障コードが消去され、すべての警告灯も正常な状態に戻っていることを確認。
7年間の修理保証をご案内したところ、安心されたご様子で、最後は笑顔でお帰りになられました。
最後に
秋田県からの長距離のご来店、改めて深く御礼申し上げます。ABSユニットの修理で無事ご対応でき、私たちもほっとしております。
本日は横浜に一泊されるとのこと。どうぞ道中、お気をつけてお帰りくださいませ。
本日は横浜に一泊されるとのこと。どうぞ道中、お気をつけてお帰りくださいませ。
修理まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
車種 | MAZDA RX‑8 |
症状 | ABSランプ & DSCランプ点灯 |
故障コード | C1175:左リアホイールスピードセンサー入力回路不良 |
診断内容 | スピードセンサーは正常、ユニット内部の断線 |
修理内容 | 基板分解 → 顕微鏡点検 → 極細配線24本を再実装 |
保証 | 7年間 |
ご来店地域 | 秋田県(片道10時間) |
ABSユニットの不具合でお困りの方、新品部品が手に入らないケースでも修理で対応可能な場合があります。
ぜひ一度、Jスクエアまでご相談ください。