整備ブログでは、実際にご依頼いただいたケースのご紹介とともに、業者様向けに該当の車種のABSユニットの取り外し方も合わせてご紹介しています!
VW ニュービートル
本日のご依頼は、VW ニュービートルABS修理でご来店くださいました。
ブレーキシステム故障のコードが入力されています。
まずは、エアクリーナーボックスを外します。
こちらが修理するABSユニットです。
VW ニュービートルのABSの配管を外すと、ブレーキオイルがほぼ全て抜けてしまいます。
ブレーキリザーバータンク内のプレーきオイルを抜いても防ぐことができません。
そのため最後に水で洗い流す作業が必要になります。
その後エアーで乾燥させます。
ポンプと基盤部分を切り離します。
ボルト4本を外すと外れます。
星型ですので、通常の6角形のボックスレンチを使うとネジをなめてしまいます。ご注意ください。
こちらの工具、トルクスレンチ E5を使います。
ブレーキリザーバータンクが、カバーの下に入っています。ブレーキ圧送機がやっと入るぐらい。
エア抜きのブレーキタンクを設置するにはワイパーアームなど、いろいろを分解しないいけません。
マスターシリンダーにエアが混入してしまう場合の対処方法
ニュービートルの場合、ABSユニットを外すときにブレーキマスターシリンダー内のブレーキ液がほぼ出てしまいますので、マスターシリンダーのエア抜き作業を最初に行う必要があります。
マスターシリンダーの前後2箇所にブリーダーが付いているので、まずそこからエア抜きを始めます。
圧送機を使っても、ブレーキキャリパーから抜く方法では何時間、何リットルのブレーキオイルを使ってもエアが抜けません。
後ろ側、前側2箇所のエア抜きが必要です!