BMW Z4
本日はBMW Z4 DSCユニット修理でご来店くださいました。
診断結果
5EE2 DSCハイドロリックユニット プレッシャーセンサー故障
こちらのコードが入力されていました。
ABSユニットを取り外したところ、修復したような跡がありました。
1度修理したユニット
お客様におうかがいすると、半年前に中古車ショップでこちらのお車を見つけた時、ABSランプが点灯していたそうです。
修理してくれたら購入すると話をされたところ……
「海外でABSを修理している業者がいるので、そこで修理します」
と、修理をしてもらい購入したそうです。
ですが、半年経った現在、再度ランプが点灯。
お客様は販売店さんに相談したところ、『保証期間外(3ヶ月)ですので……』と断られてしまったそうです。
ABSを外したときには現状に焦りましたが、お話を聞いて納得しました。
ABSユニット修理
DSCユニットのコンピューターの部分を外すとプレッシャーセンサーが出てきます。画像上部の金色に光っているものです。
こちらを交換したところ無事にDSCランプが消えました。
ABSの修理は基盤、プレッシャーセンサー、モーターなど、交換できる箇所は全てやらなくてはなりません。
この3点を全てオーバーホールしないと正常に作動しません。
一箇所を直しても、すぐに他の箇所が壊れて再度ABSランプが点灯していまいます。
特にブレーキの圧力を検知しているプレッシャーセンサー部分は、一箇所壊れているだけでABSの誤作動が起きたり、DSCの機能が働いてしまったりと大変危険です。
交換できる部品はその場で交換してしまうのが、オーバーホールの鉄則です。
再度故障してしまっては、その度修理費用もかかってしまいますので、一度でしっかり直せる、もしくは保証期間が長い業者に依頼することをおすすめします!
再度故障してしまっては、その度修理費用もかかってしまいますので、一度でしっかり直せる、もしくは保証期間が長い業者に依頼することをおすすめします!