記事掲載の許可をいただきましたので写真を掲載させていただいています
BMW Z4 ABS修理で、埼玉県からご来店くださいました。
遠方からのご来店ありがとうございます! それでは、修理の様子をご紹介していきます。
BMW E85 Z4 DSC取り外し〜修理
▼点灯していた故障ランプ
・ABS
・DSC
・サイドブレーキランプ
DSCユニット取り外し
Z4のDSC(ABS)はタイヤハウスに取り付けられています。
まずは、傷が付かないようフェンダーに保護テープを貼ります。
こちらを外します。
ネジを外して写真のようにずらし、DSCユニットを取り外すためのスペースをつくります。
間から、DSCユニットが見えてきました。
ブレーキパイプ、カプラー、10mmのネジを外すと、ユニットを取り外せます。
取り外したユニットをオーバーホールします。
エア抜き作業
DSCユニットの修理が終わったら、エア抜き作業に移ります。
▲このブレーキ圧送機を使います。
ブレーキリザーバータンクに圧をかけてブレーキオイルを交換します。
圧送圧力→2.2bar
Z4の場合はDSCユニットを外すときに若干ではありますが、ブレーキオイルが下に垂れてしまいます。
ブレーキオイルは火災の原因にもなるので、ブレーキクリーナーで流し、さらに水でも流します。
※DSCユニット本体に水がかからないように注意
ケルヒャーの床洗浄機で水も楽々回収です。
タイヤ取り付け、トルクレンチで締めて完了です。
弊社のお客様は半分以上が県外からのご来店いただいています。ご足労いただいてしまいますが、遠くにお住まいのお客様も一度ご相談ください。
おまけ・弊社使用工具紹介
ブレーキ圧送機
▼弊社でほぼ毎日活躍しているブレーキ圧送機です。
実はバキュームモーターが壊れてしまったので、急遽阿部紹介さんに来ていただきモーター交換をしました。
このモーターを交換します。
毎日使用していましたが、2年間よく頑張ってくれました。
新品モーターに交換後……
快調にブレーキオイルを吸い込んでくれています!