アウディ S3 ABS修理
アウディS3 ABS修理でご来店くださいました。
▼点灯していたランプはこちら
・ABS
・ESP
・サイドブレーキ
・サスペンション
・ESP
・サイドブレーキ
・サスペンション
診断〜修理
診断
それでは早速故障箇所の特定のため診断をしていきます。
▼入力されていた故障コード
16352 ECU故障 → 基板部分新品交換
01276 ABSハイドロポンプV64 → DSCポンプ修理で対応
01130 ABS作動あてはまらない信号 → 基板部分新品交換
01276 ABSハイドロポンプV64 → DSCポンプ修理で対応
01130 ABS作動あてはまらない信号 → 基板部分新品交換
今回は、機械的な部分はオーバーホール、基板は部品交換で対応します。
取り外し
ABSユニットはバッテリーの後ろあたりにあります。
修理、取り付け
ポンプのオーバーホールを実施して、基板部分を新品に入れ替えます。
ブレーキエア抜き圧送機でエア抜き作業を実施します。
取り付け後に故障コードを読み取ります。
01042 ECUコーディングされていない → コーディング実施
01299 診断機インターフェイスが接続されていない
01279 アクセレレーションセンダーG251 → 縦方向加速度センサー調整実施
01435 ブレーキプレッシャーセンダーG201 → ブレーキ圧力センサー調整実施
01299 診断機インターフェイスが接続されていない
01279 アクセレレーションセンダーG251 → 縦方向加速度センサー調整実施
01435 ブレーキプレッシャーセンダーG201 → ブレーキ圧力センサー調整実施
00778 → ステアリングアングルセンサー調整実施
油圧ユニットインテークバルブ → Input Valves調整実施
油圧ユニットディスコネクトバルブ → MCI Valves調整実施
油圧ユニットインテークバルブ → Input Valves調整実施
油圧ユニットディスコネクトバルブ → MCI Valves調整実施
車の情報38桁の数字で入力します。
オプションや駆動方法、設定項目によって数値が変わります。
基本設定を有効にするために5桁のアクセスコードを入力します。
正常なアクセスキーを入力すると基本設定を入力できます。
間違ったアクセスキーを入力した場合は、このように表示され基本設定の調整ができません。
アウディSタイプの場合は、基本設定は6項目の設定をします。
- ステアリング角度センサ
- 横加速度センサ
- ブレーキ圧力センサ
- 縦方向加速度センサ
- 油圧ユニットインテークバルブ
- 油圧ユニットディスコネクトバルブ
以上で、全ての作業が終了しました。
ABS ASSY
今回は、ポンプはオーバーホール、基板は新品部品と交換という内容になりました。
上の写真のように、基板とポンプで構成されているABSユニットですが、基板だけ、ポンプだけ、というように部品ごとには販売されていません。基板とポンプがセットになった状態(ABS ASSY)で購入することになるため、価格が40万円以上となってしまいます。
上の写真のように、基板とポンプで構成されているABSユニットですが、基板だけ、ポンプだけ、というように部品ごとには販売されていません。基板とポンプがセットになった状態(ABS ASSY)で購入することになるため、価格が40万円以上となってしまいます。
しかし、ドイツ本国では基板ごと、ポンプごとに供給されていることもあります。このように弊社では直接ドイツから取り寄せをしているためコストを下げて修理することができるのです。他社にてABSユニット丸ごと新品交換と診断された場合でも、ぜひ一度弊社にご相談ください。