AUDI A3
アウディ A3 ABS修理でご来店くださいました。
ABSランプが点灯し、ディーラーさん診断してもらった結果
- お見積もり金額 60万近く
- ABS部品が日本在庫欠品のため、ドイツへ取り寄せる必要があり数ヶ月かかる
といった回答だったそうです。
部品が国内にない、販売終了しているなどでお困りのお客様からのご相談・ご依頼を多くいただいています。
診断〜修理
▼点灯していた故障ランプ
▼ABSユニットの場所はこちら
バッテリーの後ろあたりに装着されています。
バッテリーを外すと、ABSユニットが取り外しやすくなります。
バッテリーを外す前に
バッテリーを取り外すと、記憶されていた各種メモリーが初期化してしまったり、診断機によって設定をしなくてはいけない状況になってしまいます。
そのため、事前にバックアップをしておきます。
その時に使用する道具がこちら。
▲メモリーバックアップ(12V車専用)/メーカー kaise,品番 KG-150
→ kaise KG-150N商品詳細
こちらを使えばその心配はいりません。
バックアップが完了したら、ABSユニットを取り外します。
こちらがアウディA4のABSユニットです。
こちらをオーバーホールします。
ABSユニットを基板とポンプに分解し、修理をしていきます。
これらの作業が終わったら、車両に取り付け、最後にエア抜き作業です。
ブレーキ圧送機をブレーキマスターシリンダーサブタンクに取り付けて圧力をかけて、ABSユニット内部のエアーを取り除きます。
ブレーキマスターから圧力をかけ、各4輪のブレーキキャリパーのブリーダプラグからエアを抜いて完了です。
また、ABSランプの点灯修理の場合、ランプ点灯時にすぐご来社いただくケースも多いですが、車検満了日直前にご依頼いただくケースも少なくありません。(ランプが点灯していると車検が通らないため)
その場合、万一部品交換になってしまった場合、車検満了日に間に合わない、なんてことも考えられますので、ABSランプが点灯したら早めにディーラーさん、または弊社での故障診断、修理可能かの判断、部品の販売はあるかなど確認することをお勧めいたします。