BMW E39 530

本日は静岡県からBMW E39 530 ABS修理でご来店くださいました。
Nさま遠い所からお越しくださりありがとうございました。

診断している様子を興味津々で見ていらっしゃいました。

▲これらの故障ランプが点灯していました。
スピードメーターも動かなくなってしまったとのこと。

こちらのABSユニットを修理します。
修理後も取り付けて確認をしましたが、ABSランプは消えず。更にスピードメーターも動かないままでした。
ABSランプが点灯して半年以上経過
ABSランプが点灯してから早めにご来店いただいた場合は修理で直ることがほとんどですが、ABSランプが点灯してから半年、1年経過したお車は、修理対応できないことが多くあります。
ABSランプが点灯消灯を繰り返していると基盤のある部分に負荷がかかっているのが原因かと思われます。

今回は新品部品の在庫があったため、交換対応できました。

新品交換の場合、コーディング作業が必要になります。

コーディングの際は13V以上の定格電圧が必要です。
E39のプラスのターミナルはこちら

エンジンカバーの所にあります。

マイナスの場所は右ストラットのあたりにあります。

E39のコーディングは入力する数値などがないのでとても簡単です。
コンピューターの指示通りに進んで完了です。
ABSランプが点灯したら早めの修理を
今回は修理で対応できませんでした。ランプが点灯してから半年経過していたことが原因の1つかと思われます。
ランプが点灯してすぐの場合は、ほとんどの場合修理で対応できていますので、ABSランプが点灯したらなるべくお早めに修理をしていただけたらと思います。
『時間が経てば消えるかも』と長い間そのままの方もいらっしゃるようですが、ABSランプが点灯しているということは、安全装置が働いていない証拠。安全ではありませんし、時間が経つほど修理にかかる費用が高額なる可能性があります。
また、写真のご協力もありがとうございました。
また何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください。
