ABSの修理について
こちらのブログに書くのは久しぶりとなりました。
今回は、ABSの故障をしたときに、『修理業社を選ぶ上で大切なこと4つ』をご紹介したいと思います。
修理業社を選ぶ上で大切なこと4つ
- 費用
- 修理期間
- 技術、修理実績
- 保証期間の長さ
それでは1つずつご紹介していきます。
1.費用
お客様にとっては、費用が一番のネックになるのではないかと思います。メーカーにもよりますが、輸入車の場合はABSを新品交換する場合『30万円〜100万円程度』かかります。国産車の場合はもう少し安いです。
安く済ませる方法は
- 修理する
- 中古で購入する
のどちらかになります。
修理する場合
そして、修理する場合は、業者さんによって費用もピンキリです。
修理費用だけでなく、その他の内容や実績などをよく見て判断する必要があります。
中古について
出回っている中古部品の中には、修理済みの物だったというケースも聞いています。
後ほどご説明しますが、一度修理されているABSユニットは故障しやすいという特徴があります。(弊社のオーバーホールは除く)
修理済みでないABSユニットだとしても、ユニットの内部に使用されている部品の中には『消耗部品』がいくつもあります。
走行距離や、使用年数が長ければ故障してしまうものなので、中古のABSユニットに対して不安な部分はあります。
2.修理期間
ディーラーさんや、一般的な修理業社さんでABSユニットの新品交換をする場合、お預けが必要な期間はだいたい『5日〜1週間程度』だそうです。
ABSユニットを新品に交換すると、お車情報などをABSユニットに覚えさせなくてはなりませんので「コーディング」という作業が必要になります。(修理業社さんの場合、コーディングできる機械をお持ちで無ければ、ディーラーさんに持ち込んでコーディングしてもらうこともあるそうです)
そのため【交換作業+コーディング】の作業が必要になり時間がかかってしまうんです。
「すぐに車必要じゃないから、いつでも大丈夫!」という場合はあまり気にされなくても良さそうですね。
3.技術、修理実績
口コミやレビューでわからないのは、修理してから半年後以降の状態です。
修理直後、正常に動作していればレビューも良いと思いますが、数ヶ月が経った後のことはなかなか書かれないものです。
修理から数ヶ月後、再度ABSランプが故障してしまった場合
とお考えになり弊社にご相談くださることが多々あります。
修理件数だけでなく、実例、修理ブログなど詳しく書いてあることや、次にご紹介する『保証』があると安心できると思います!
4.保証期間の長さ
新品交換の場合も、修理の場合も保証期間は【半年〜1年】に設定しているところが多いようです。
この期間中再発してしまっても、保証期間内であれば無償で修理してもらえるので保証が付いている業者を選ぶことも重要です。
また保証内容にも微妙に違いがあります。
【保証内容に診断費用・脱着工賃が含まれるか含まれないか】
というところもチェックしてみてください。
診断費用・脱着工賃が含まれない場合は、
程度の金額がかります。
まとめ
ということで『修理業社を選ぶ上で大切なこと4つ』
- 費用
- 修理期間
- 技術、修理実績
- 保証期間の長さ
のご紹介でした。
ちなみに中古で購入されたお客様の場合は、「前のオーナーさんの時にABS修理されていたことを知らなかった」というお客様がほとんどです。ABSユニットを取り外してときに修理跡が見えて、はじめて知ることになります。
一度修理されたABSユニットを弊社で修理することも多くありますが、前回の修理の仕方によっては、手が施せない状態になっている可能性もあります。
Jスクエアのオーバーホールについて
【輸入車】
BMW・AUDI・VW・VOLVO・ベンツ・JEEP・マセラティ・サーブ・オペル・プジョー・コルベット・フォード・PTクルーザー
【国産車】
スバルレガシィ・日産・GT-R・マツダRX8・ホンダインサイト・ホンダCR-Z・三菱デリカDなど
ABS関係のオイル漏れ/トヨタ・スズキ・ダイハツ・レクサス・ポルシェ・トラック全般/インサイト、CR-Z「以外」のホンダ車/GT-R(R35)「以外」の日産車/MINI(部品交換は可能)