BMW E90 ABS修理でご来店です。
お客様が基盤の部分を車両についた状態でふたを開けられて、接点復活剤を塗ったのですが症状が改善されず弊社にご依頼していただきました。
基盤部分をチェックしたのですが、開けた時に傷などをつけなかったようで修理で対応できました。
(チャレンジしてみるお客様も中にはいらっしゃいますが、基盤を壊してしまい修復不能のケースが多いので注意してください)
ABSユニットを取り外した後です。
今回のお車はブレーキパイプを外した時にオイルが結構垂れてきてしまいました。
ABSを外した時に通常は、マスターシリンダーのリザーバータンク内のブレーキオイルを抜くだけで下に垂れるほど漏れない
Ateのブレーキ圧送機でエア抜きをします。
『ABSを取り外した後のエア抜き方法は?』
の質問をよくいただきます。
ベストな方法は、以下の3つです。
1、圧送機で圧をかけながらエア抜きをする
2、診断機のABSポンプ強制回しでエア抜きする
3、エアーを使ったバキュームでエア抜き
4、通常のフットブレーキを踏むやり方(なかなか抜けないのでマスターシリンダーのシールを痛める恐れあり)
リザーバータンクから圧をかけて抜いています。
エアが抜けてきています。
4輪全てのブリーダーからエアを抜きます。
圧送機を使うと正確に抜けるのと、時短にも約10/1
圧送機を使うと、車にも優しいのは当たり前で時間短縮にもなります。
エアが抜けにくい、BMW Z4やアウディTT、VWなどは圧送機がないと時間がかかってしまうのもありますが、数百回とブレーキペダルを踏むためにマスターシリンダーのシールを傷めてしまう可能性もあるので、圧送機をお勧めいたします。