業者様からキャデラックのABS修理でお車をお預かりさせていただきました。
《停車時はランプが点かず、走行時にABSランプが点灯する》という症状です。
それでは早速診断していきます。
それでは早速診断していきます。
GM キャデラック ABS修理
診断
▼入力されていた故障コードがこちら
C0267 ポンプモーター回路 断線
原因がABSユニット内にあるポンプにあるとわかりました。
ABSユニット取り外し
キャデラックのABSユニットは運転席下、車の左側の下についています。
キャデラックのABSユニットは、雨や泥に晒される箇所に装着されているため、頑丈に密閉シーリングがされています。
しかし、水没してしまった場合には対応できません。
ABSユニットオーバーホール
▲ポンプと基板とモーターに分解したところです。
ポンプ修理
モーター内部にあるコイルの不具合を起こしているようです。
作動するものの回転数が足りないため、エラーを起こしていたことがわかりました。
こちらのコイルを交換します。
基板修理
基板部分は、コンデンサー、トランジスタの交換をします。
取り付け&エア抜き作業
修理したABSユニットを取り付け、最後にブレーキエア抜き作業をして完了です。
停車時はランプが点かず、走行時にABSランプが点灯していたのは、モーターの回転数が足りないことが原因でした。同じような症状がある方もお気軽にご相談ください。