VW ゴルフABSユニット修理
VW ゴルフ ABSランプ点灯でご来店くださいました。
ディーラーさんでのお見積もり金額は約50万円だったそうです。少しでもコストが下げられればということでご相談くださいました。
それでは診断していきます。
診断
VW純正診断機VASで診断します。
▼入力されていた故障コードがこちら
- 01314 エンジンECU
- 01130 ABS作動あてはまらない信号
- 01276 ABSハイドロリックポンプV64 故障
- 16352 ECU故障
《対処方法》
①、②、④ →「ABSユニット基板交換」
③ →「ABSユニット機械的部分のオーバーホール」
ポンプはオーバーホールできますが、今回の場合は、基板部分のみ新品交換になります。
基板部分を新品交換する場合は、最後にコーディング作業が必要になります。
事前準備として、診断機(VCDS)でコーディングデーターを抜き出しておきます。
ABSユニット修理
取り外したABSユニットを基板と機械部分に分解し、それぞれ修理していきます。
基板を新品部品に交換します。
同時にバルブシールも交換。
機械部分はオーバーホールで対応しました。
コーディング作業
修理完了後、コーディング作業をします。
コーディングデーターの38文字のコードを入力し、初期コーディング。
5桁のセキリティー解除アクセス番号を入力し、各種設定。
Input Valvesの調整をし、ブレーキ踏みしろなどを調整します。
MCI Valvesの調整を実施して終了です。
今回の場合、基板は新品部品と交換、機械部分はオーバーホールとなりました。
すべてオーバーホールできない故障内容でも、ディーラーさんでのお見積もりよりも大分コストを抑えられます。他社のお見積もりが高額でお困りの場合、ぜひ弊社にご相談ください。
すべてオーバーホールできない故障内容でも、ディーラーさんでのお見積もりよりも大分コストを抑えられます。他社のお見積もりが高額でお困りの場合、ぜひ弊社にご相談ください。