記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
VW ヴァリアント ABSユニットの修理をご依頼していただきました。
点灯していた警告ランプです。
ABS
ESP
タイヤ空気圧警告
VW専用診断機 VASをつないで診断します。
ブレーキ系統にアクセスします。
入力されていた故障コードがこちら
故障コード01276 ABSハイドロリックポンプV64 電気的回路故障
こちらのコードが入力されている場合は修理オーバーホールで修理対応ができます。
まずはバッテリーを外して、バッテリーステーを外します。
ABSユニットにアクセスできるようになりました。
こちらが修理するABSユニットです。
あ、、、忘れていました。
まず作業を始める前にブレーキオイルを抜いておきます。
ABSユニットを外す前にブレーキオイルを4輪キャリパーからすべて抜き取ることをお勧めします。
画像のように、ブレーキパイプを外してもエンジンルーム内にブレーキオイルが垂れることを防ぐためです。
ブレーキオイルは金属などの腐食につながるので、あとで清掃をするよりすべて抜き取ってしまえば良いのです
画像のように、ブレーキパイプを外してもエンジンルーム内にブレーキオイルが垂れることを防ぐためです。
ブレーキオイルは金属などの腐食につながるので、あとで清掃をするよりすべて抜き取ってしまえば良いのです
取り付けセクションに入ります。
ブレーキオイルをすべて抜き取ってしまっているために、ブレーキのエア抜き作業は圧送機が必須になります。
強制的に抜き取ってしまった場合は、フットブレーキを踏むエア抜き方法だとかなり時間がかかるので数百回とブレーキを踏むことになり、ブレーキマスターシリンダーのシールを痛めてしまうからです。
最後に診断機インターフェースを取り付けて、故障コード消去で終了です。
場合によって、ブレーキ圧の設定などをします。