VW ゴルフ
VWゴルフABS修理で千葉県からご来店くださいました。
▲ゴルフのABS異常ランプはこちら
診断
▲診断機で故障コードを読み取り中。
Bluetoothなので配線を引っ張ってくる必要がなくとても便利です!
表示されている故障コードは【4輪すべてのスピードセンサーが不良】と入力されていました。
すべて同時に壊れる事は考えにくいため、ABSユニットの基盤修理に入ります。
ABSユニット取り外し&修理
ABSユニットはこちら、ラジエータのサブタンクの下あたりに付いています。
ここでアクシデント、ABSユニットを止めているボルトが錆びて、ボロボロになっていました。
この状態だとボルトを回すことができないのでハイドロポンプごと外すことにします。
ブレーキ液エア抜きのため、ジャッキアップしてタイヤを外します。
外れました。この後はボルトを切断する作業に移ります。
雪がよく降る地域のお客様の場合、除雪剤の影響だと思いますが車全体が錆び付いていることが多くあります。
ブレーキパイプは特に酷くなりやすいようですが、ネジ山壊してしまったら大変です。部品を頼むことになってしまったらかなりお待ちいただくことになってしまします。
ドキドキしながら作業をして、なかなか心臓に負担がかかりました。(とはいえ、問題なく作業を進めることができました!)
最後に診断機で故障コードを消去してすべての作業が終了しました。
雪が降りやすい地域にお住まいのお客様へ
雪道をよく走る場合、除雪剤の影響で足回りが錆ているお車が大半です。ブレーキバイプ等が錆びていると通常作業ではうまく行かないこともあります。
錆び付いたネジの取り方、ネジ山を復活させ方法(タップの切り直し)等、テクニックを必要とすることが多くあります。
こういったケースは修理工場様も作業をしにくいようで、弊社に依頼されることがある位ですので、一般のユーザー様はご自身での作業は避けていただき、弊社にご相談いただければと思います。