この時期修理依頼が多い、ジャガーエアコンモジュールの紹介です。
こちらがジャガーSTypeのエアコンモジュールです。
故障原因は様々ですが、ある部品がショートして故障するケースが多いです。
今回はトランジスター、サーミスタ、ダイオードの単体点検をしたところ、数値に異常がありませんでした、
ほかの箇所を点検していたところ、隣にあるサーミスタ、バリスタの部品不良が確認できました。
この部品は回路保護素子といって、ICや大事なLSIなどの破壊を防ぐための部品です。
定格電流以上の電流が流れると遮断する役目があり、通常時は内部抵抗が小さい回路として動いてくれるとてもすぐれた部品です。
わかりやすく言うと、切れないヒューズです。
こちらは最近交換したトランジスター、サーミスタ、ダイオードです。
ほとんどジャガーに使いました。14年間がんばって動いてくれました。