VW ゴルフ
VW ゴルフ ABSユニット修理で千葉県からご来店くださいました。
▲サイドブレーキランプだけが点灯していました。
サイドブレーキを解除しても点灯したままで、ABSランプは点灯していません。
故障診断して入力されていた故障コードです。
スピードセンサー4箇所の故障コードが入力されていますが、同時に全て壊れることはあまりないのでABSユニット内部のスピードセンサー回路の不具合が疑われます。
ABSランプが点灯していなかった原因は『バルブ切れ』でした。
ちなみに故意にバルブを外したり点灯させないように改造するのは違法行為ですのでご注意ください。
バルブは交換式ではなくハンダで実装されているため、スイッチごと交換です。
他のバルブを移植させます。
ワット数は同じに合わせます。
バルブを分解します。
古いバルブのソケットは粉砕していたため再使用できません。この場合はプラスチックで作ります。
基板に半田付けして終了です。
ABSユニット外し、オーバーホールして作業終了です。
イグニッションON時にABSランプ点灯しない場合
通常イグニッションONで警告ランプが点灯、エンジンかけると全て消えるのが正常です。
点灯しない場合は、バルブ切れか故意にバルブを抜いてしまっていることが考えられます。
2月の法改正により、故意にバルブが抜かれているなどの場合は罰則が課せられますので、早めの対処をお勧めします!