BMW E90
ABS故障・エアバックランプ点灯
BMW E90 『ABSユニットの修理』と『エアバックランプの点灯』により業者様からのご依頼いただきました。今回は、エアバックランプ点灯に対する作業についてご紹介いたします。
▼実際に点灯しているランプ
原因特定のため、診断していきます。
診断
▼入力されていた故障コードはこちら
93C2 MRS 助手席シート着座センサーシートマットの不具合
エアバックの警告ランプの原因は助手席の着座センサーの断線でした。
着座センサー断線の原因
シート部分に一点に力が加わることにより断線することがあります。
例えば、肘をついてから座ったり、小さいお子さんがシートの上で繰り返しジャンプする……といった行動が故障の原因になります。
修理作業
シートを止めている4本のボルトを外します。
シートベルトを止めているボルトを外し、カバーを外すとボルトが出てきます。
シートの下にあるカプラーを外します。
シートを取り外す際にドアを傷つける恐れがあるため、カバーをします。
厚手の整備専用の布があると良いです。
シートを剥がしていきます。
シートのカバー部分とクッションの部分は、針金のようなクリップで止まっています。
スナップリングプライヤーがあると作業性が上がります。
数カ所クリップを外すと、着座センサーが出てきます。
こちらの、新しいBMW 着座センサーを取り付けます。
クリップの取り付けは、BMW専用のSSTを使用します。
工具は、BMWで購入できます。
警告ランプでが点灯している状態では車検に通らなくなりました
以前は警告ランプは、指摘するだけで車検に受かってしまうこともありましたが、平成29年から基準が変わり、ランプが点灯している場合は車検を受けることが出来なくなりました。
車検の時期までランプが点灯した状態で走行されるユーザー様も少なくないようですが、ランプが点灯いているということは《安全装置が働いていない》という状況です。ドライバーさん、助手席に乗っている方、周囲の車、歩行者、多くの方々を危険から守るため、ランプが点灯した段階でご相談いただければと思います。
今回のようなエアバックの着座センサー交換などの修理作業にかかる時間は、予約状況にもよりますが1〜2日お預かりで完了いたします。
また、ABS修理のみの場合は、当日修理(約3時間)が可能ですのでお急ぎの方もお気軽にお問い合わせください。
車検の時期までランプが点灯した状態で走行されるユーザー様も少なくないようですが、ランプが点灯いているということは《安全装置が働いていない》という状況です。ドライバーさん、助手席に乗っている方、周囲の車、歩行者、多くの方々を危険から守るため、ランプが点灯した段階でご相談いただければと思います。
今回のようなエアバックの着座センサー交換などの修理作業にかかる時間は、予約状況にもよりますが1〜2日お預かりで完了いたします。
また、ABS修理のみの場合は、当日修理(約3時間)が可能ですのでお急ぎの方もお気軽にお問い合わせください。