エアバック警告ランプが点灯しています。
BMW E90 ABSユニット修理とエアバックランプ点灯で業者様からのご依頼です。
エアバックの警告ランプの原因は助手席の着座センサーの断線です。
着座センサーが断線してしまう原因は
着座センサーの故障は、センサーの断線がほとんどでシート部分に一点に力が加わると断線してしまうことがあります。
肘をついてからすわったり、小さいお子さんがシートの上でジャンプを繰り返したり人的故障の場合が多いです。
シートを止めている4本のボルトを外します。
シートベルトを止めているボルトを外します。カバーを外すとボルトが出てきます。
シートの下にあるカプラーを外します。
シートを取り外す際にドアを傷つける恐れがあるので、カバーをします。
厚手の整備専用の布があると良いです。
シートを剥がしていきます。
シートのカバー部分とクッションの部分は、針金のようなクリップで止まっています。
スナップリングプライヤーがあると作業性が上がります。
幾つかクリップを外すと、着座センサーが出てきます。
あたらしいBMW 着座センサーを取り付けます。
クリップの取り付けは、BMW専用のSSTを使用します。
工具ご希望の方は、BMWさんで購入できます。
警告ランプで点灯で車検が通らなくなった件
以前は法的に車検に受からないことは同じでしたが、指摘だけで車検に受かってしまうケースもありました。
2月の法改正で警告ランプが点灯している車は全て車検に受からなくなりました。
ただ、ABSやエアバックは人の命に関わる重要な安全装置なので車検に受からないから直すという考えではなくて、運転手自身を守るのはもちろん、助手席に乗っている方、他の車、歩行者を危険から守るという意識で修理したと考えていただけると良いのではないかなと思います。