BMW M3 ABS修理
BMW M3 ABS修理のご依頼をいただきました。
なんと、はるばる東北から横浜の弊社までお越しくださいました。
ありがとうございます。
それでは早速診断をして、故障内容を特定していきます。
診断
▼入力されていた故障コードがこちら
- 5DD0 DSCハイドロリックユニット:DSCユニット調整
- 5DF0 DSCハイドロリックユニット:ポンプモーター
- 5DF1 DSCハイドロリックユニット:ポンプモーターコネクター
これらの故障コードに対する対応は、①→ DSC調整(テスターでの設定)、②&③→ DSCユニットオーバーホールとなります。まずは②、③の対応をし、最後に①のDSC調整をするという流れになります。
DSCユニット取り外し
DSCユニットの場所はこちら運転席前に装着されています。
DSCユニットオーバーホール
取り外したABS(DSC)ユニットをオーバーホールしました。
また、スピードセンサーもほぼ同時期に故障するため、今回はユニット修理と合わせて交換させていただきました。
(スピードセンサーの1個あたりの単価もディーラーさんに比べてお安く提供しています)
修理したユニットを取り付け、ブレーキオイルのエア抜き作業をします。
DSCユニット調整
次に、DSCユニット調整を行います。
もう一度診断をすると、
5DD0 DSCハイドロリックユニット
1つだけ故障コードが残っています。
また、こちらのランプも点灯していますが、バルブ調整をすることで故障コード・警告灯が消えます。
ここからは修理工場さん向けに、汎用機のオーテルでのDSCユニット調整の方法をご紹介します。
DSCユニット同期をします。
あとは自動でDSCモーターが動き出し、2種類のバルブの調整が行われます。
《注意》 この時ブレーキペダルを踏まないようにします。
以上、すべての作業が完了です。
警告ランプが消えてABSも正常に動作するようになりました。
お土産をいただきました
弊社にお越しくださる途中で栃木県に立ち寄り、弊社スタッフにとチーズケーキのお土産をくださいました!
整備士、受付スタッフともに美味しく頂戴しました。ご丁寧にありがとうございました!
ABS修理のご依頼は、日本全国からいただいております。
ご足労をおかけしてしまいますが、末長くお車にお乗りいただけるよう自信をもって修理させていただいております。「ちょっと遠いなぁ」とお悩みの方もぜひ一度ご相談くださいませ。
ご足労をおかけしてしまいますが、末長くお車にお乗りいただけるよう自信をもって修理させていただいております。「ちょっと遠いなぁ」とお悩みの方もぜひ一度ご相談くださいませ。