BMW E90 ABSの修理でご来店いただきました。
ディーラーさんでは新品交換の対応のみとのことだったので、WEBで検索したところ、オーバーホールできるJスクエアさんを見つけました。
新品交換に比べ、オーバーホールはコストを抑えることができますし、弊社のオーバーホールの場合、7年間の保証期間がついています。アフタフォローもおまかせください。
それでは、診断〜ユニットの取り外しなどをご紹介します。
BMW E90 ABSユニット診断〜修理完了まで
診断
▼入力されていた故障コード
- 5DF0 DSCハイドロリックユニットポンプモーター
- 5DF1 DSCハイドロリックユニットポンプモーター
- 5E46 DSC舵角センサー妥当性
①、②はDSCハイドロポンプ修理で対応。③は舵角センサー交換で対応します。
▼DSCハイドロリックユニット取り外し
こちら修理するDSCハイドロリックユニットです。
ユニットを分解し、ポンプ部分のオーバーホールをします。
DSCハイドロリックユニットのオーバーホールは問題なく完了しましたので、取り付けていきます。
取り付け後、圧送機を使用しブレーキのエア抜きをします。
以上で、DSCハイドロポンプ修理作業は完了です。
次に、『故障コード③5E46 DSC舵角センサー妥当性』がありましたので、舵角センサーの交換をします。
舵角センサー交換
まずは、舵角センサーを取り外します。
ハンドルにトルクスを斜め45度ぐらいに挿し外します。
エアバッグをハンドルごと外します。
コラムカバーを取り外します。
SZLを外したところです。
こちらの円盤の舵角センサーを交換します。
診断機による初期設定
最後に純正診断機を使用して、舵角センサーの初期設定をします。
以上で、舵角センサーの交換、設定作業も完了です。
今回は《5DF0 DSCハイドロリックユニットポンプモーター、5DF1 DSCハイドロリックユニットポンプモーター、5E46 DSC舵角センサー妥当性》といった、3つの故障コードが入力されていました。ユニットの不具合と共に他の故障が見つかることも少なくありません。ご来店&診断後、修理内容とお見積もりについてのご説明、そして内容にご納得いただいてから修理作業をしております。お気軽にご相談ください。