スバル インプレッサ
今回は『98年式のスバルインプレッサ ABSランプ点灯修理』のご紹介です。
ABSランプが点灯した段階でディーラーさんへ相談されたそうですが、「ABSユニットの部品供給が終了し修理できず、さらに中古部品も探したものの見つからなかった」とのことで弊社にご相談くださいました。
▲点灯していたランプがこちら
98年式のインプレッサのABSユニット故障の場合、ABSランプのみ点灯します。
ABSユニットの取り外し
インプレッサのABSユニットは、ヘッドライト右側の後ろあたりに装着されています。
こちらのABSユニットを修理します。
宅配便利用の際の注意
丸い部分が電磁コイルです。こちらは取り外した状態では振動に弱いため、宅配便をご利用の場合はこの部分をテープでしっかり固定をしてお送りいただきますようお願いします。
ユニット内の配線修理
顕微鏡で拡大し、細かな配線部分を点検します。肉眼では見えないほど小さな配線(約0.1mm)です。
10本ほどの配線が腐食し外れていました。こちらを1本1本接続し直します。
その後、修理し終えたユニットを取り付けて、全ての作業が完了です。
部品供給が終了している場合
ディーラーさんでは、ABSユニットが故障した場合、新品のユニットを交換をします。ですが今回のように、年式や型式によっては部品の供給が終了していることもあります。
その場合の対処法は2通りあります。
- 中古部品を探す
- 基板修理をする
今回のお客様のように中古部品さえ手に入らないこともありますし、せっかく購入した中古部品が故障していた……というケースも実際にあります。
基板修理の方が早くリスクも少なく解決できますので、ぜひ弊社にご相談ください。
基板修理の方が早くリスクも少なく解決できますので、ぜひ弊社にご相談ください。