アウディTT
本日はアウディTT DSCユニット修理のご依頼でご来店くださいました。
まずはアウディ診断機で故障箇所をチェックします。
故障コードでDSCユニット内の基盤かポンプどちらが壊れているか判断します。
フォルトメモリーの呼び出し
▶︎ブレーキ関連の故障があると判断されました。
さらに進むと、ハイドロポンプの不良と出ます。
このコードが出た場合はDSCユニット修理で対応可能です。
▲アウディTTのDSCユニットは、エアクリーナーボックスの下あたりについています。
DSCユニットにアクセスするためには、様々な部品を外していく必要があります。
故障箇所
今回のお車は、ポンプ不良でABSランプが点灯していました。
しばらくすると基盤の不良が起きる可能性がありますので、その対策としてコンデンサー、トランジスター回路の交換の作業も一緒に実施しました。
電子部品の寿命は意外と短く、5年〜15年ほどで壊れてしまいます
家電製品の交換サイクルが約10年持てば良い方だと思いますので、その捉え方に近いですね。
今回のようにDSC基盤が壊れていなくても、予防対策として電子部品は交換しておいた方がまた修理する必要がなくなるので、コストと手間の節約になります。
電子部品(コンデンサー等)の寿命についてなどを書いた記事もありますので、こちらも参考にしていただけると嬉しいです。
▼高耐熱コンデンサーについて