日産GT-R R35
R35 GTR ABS修理で埼玉県からご来店くださいました。
新品部品価格の値上がり
『ディーラーさんの見積もりが高額だった』とのことで弊社にご相談くださいました。
新品ユニットの価格、以前は15万円以下だったのですが、現在は部品代だけで約26万円まで値上がりをしたそうです。
工賃も入れると30万は超えてしまいます。
そうなるとホーバーホールの方が大幅にお安くなります。
黒色でとてもかっこいいです。後ろからも撮らせていただきました。
私の通勤バイク ZX-14Rは結構早い方ですが、Youtubeで0-400対決でR35にはあっさりと負けてしまう動画がありました。
この車は別格ですね!
▲これらの警告ランプが点灯しています。
VDCシステム異常・・・BMWのDSCの機能に相当します。
GT-R R35のABSユニットは運転席前のこの辺にあります。
カバーを開けると見えてきます。
さらにグロメットを5つ外してカバーを外します。
ABS本体が現れます。
ブレーキパイプ、マスターシリンダー側2本を外します。
ABSポンプ〜ブレーキマスターのパイプを外します。
タイヤハウスの一部を外してABS本体が止まっているナット12mm3つを外します。
ブレーキパイプ全てを外し、ABSユニット本体を上から引き抜きます。
ここがボルトで止まっていたところです。
こちらがABSユニット本体です。オーバーホールします。
GTRのABSユニットを外した後は、圧送機で圧をかけながらブレーキエア抜きをする必要があります。
GTR専用の圧送機のSSTです。
GTR R35 エア抜きの注意点
R35 GTRのエア抜きの際にドレーンボルトが方輪に2つバルブが付いています。
片方だけ抜いてもエアが残ってしまうので注意が必要です。
合計8箇所からブレーキエア抜きを行います。
以上で全ての作業が完了しました!
最後にお車と一緒に写真を撮らさせていただきました。
Sさまありがとうございました。