VW ゴルフヴァリアント
VW ゴルフヴァリアントのABS修理で販売店さまからご依頼いただきました。ありがとうございます。
それでは早速診断をして、故障している箇所を判断していきます。
診断
VW AUDIの診断はVW診断機 VASを使用します。
ABSの項目でエラーコードが入力されていました。
入力されていた故障コードはこちら
ABSオーバーホールで対応していきます。
取り外したこちらのABSユニットを修理します。
ABSユニットは、ポンプと基板で構成されています。
どちらが故障しているのか、もしくは両方とお故障しているのか? 分解して詳しく見ていきます。
今回、ポンプ部分は修理できますが、基板部分は交換が必要となりました。
それでもディーラーさんなどで新品交換するよりもかなりコストを抑えることはできますのでご安心ください。
(ディーラーさんではポンプと基板にわけて修理、交換ということはしていません)
ユニットの修理後はエア抜きと、コーディングをします。
エア抜き〜コーディング
圧送機でブレーキエア抜き作業をします。
そして今回、ABSユニット内の基板部分を新品交換したため、コーディングが必要になります。
▲コーディングする前は、このように色々なエラーが入力されています。
各車両に設定されている項目の数値とアルファベットなどを入力していきます。
続いて、設定項目に移ります。
各項目ごとに設定するには、アクセスコードが必要でパスワードを入力して設定していきます。
▲こちらはブレーキ圧力の設定をしているところです。
以上ですべての作業が完了しました!
VW ABS修理の場合はコーディングが必要なケースがあります。その場合の所要時間は、ABS脱着、設定、コーディングで4時間ほど。通常ディーラーさんでは3〜7日かかります。弊社では日帰り作業が可能ですので、遠方のお客様もぜひお問い合わせください。