VWヴァリアント
VWヴァリアントABS警告灯が点灯しているとのことでご来店くださいました。
診断
▼入力されていた故障コードがこちら
01276 ABSハイドロリックポンプV64電気的故障
この故障内容であれば、オーバーホール可能です。
ABSユニット取り外し〜修理
ABSユニットを外します。
まずはバッテリーとステーを外します。
バッテリーの下あたりにABSユニットがついています。
▲こちらが修理するABSユニットです。
ABSユニットを基板とポンプに分解し、それぞれをオーバーホールしていきます。
小さな消耗部品などは、今ギリギリ持ち堪えているものもありますので、さらに耐久性の良いものに交換し長く使用できるように修正します。
エア抜き作業
修理したABSユニットを取り付け、エア抜きをします。
このように圧送機を使っています。
スピードセンサー交換
現状スピードセンサーの不具合はなかったのですが、ABSユニットとほぼ同時期に故障します。
弊社でABS修理をしてから数週間〜数ヶ月後にABSランプが点灯すしたとお問い合わせをいただくことがありますが、それはABSユニットの故障ではなく、スピードセンサーの故障だったということがほとんどです。
スピードセンサーは、各タイヤの近くに設置されている部品で消耗品のため、修理ではなく交換になります。
今回、今後も長くお乗りになるとのことで前持ってスピードセンサー交換のご依頼もいただきました。
弊社で4つ全て交換する場合は、対策作業としてトータルから1万円お値引きをしています。
更にスピードセンサー脱着工賃もサービスしているので、大変お得です。
舵角設定
バッテリーを外した場合、舵角の設定が必要になります。
ハンドルのランプと横滑りのランプが点灯しています。
ハンドルを左右にいっぱい切ると舵角を読み込んで、ランプは消えます。
以上ですべての作業が完了しました!
ABSユニットは7年間の保障付きです。もし修理後に何かありましたらお気軽にご相談ください。