記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
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VW ゴルフ ABSユニット
VW ゴルフABS修理でご来店くださいました。
ABSユニット取り外し方3h>
まずABSユニットを取り外す前に、ブレーキキャリパーからブレーキオイルを抜きます。
事前にブレーキラインからオイルを抜いておくことで、ABSユニットのブレーキパイプを外したときにブレーキオイルが垂れてこなくなります。
フレーム、配線がブレーキオイルで汚れるのを防ぐことができます。
通常のフットブレーキを数回踏めばブレーキオイルを抜くことができます。
ブレーキペダルが『スカッと』抵抗がなくなったらオイルが抜けたサインです。
続いてバッテリーとステーを外します。
ABSユニットのブレーキパイプを外します。
ABSユニット修理
こちらが修理するABSユニット Ate製です。
基板部分(黒いプラスチック)とモーター、ソレノイドなどを修理交換して完了です。
エア抜き作業
修理したABSユニットを車両に取り付けた後は、エア抜き作業をします。
まずブレーキリザーブタンクに専用のSSTを装着し、圧送機のホースをつなぎブレーキオイルを注入します。
圧送のレベルはMAXの2.2barに設定します。
リヤキャリパーのブレーキブリーダーが狭くてメガネレンチが入りません。
小さなラチェットとボックスレンチで緩めます。
圧送機で圧をかけながら、フットブレーキを踏んでダブルでエア抜きをします。
ブレーキクリーナーで垂れたオイルを掃除します。
念入りに掃除しないと腐食の原因になってしまいます。
VWディーラー診断機 VASで故障コードを消去します。
場合によってはブレーキプレッシャーの設定などもして終了となります。