ベンツ S350 W221 ABS・ABRユニット修理

ベンツ S350 ABS修理でご来店くださいました。
▼点灯していたランプ

- ABS
- サイドブレーキ
- エアバック
具体的な故障箇所を特定するために診断していきます。
診断〜修理
診断

ベンツディーラー診断機を使用しています。またインターフェイスは最新のものです。

XENTRY DASを使用します。

まずは、ブランドの選択 ▶︎ メスセデスを選びます。

続いてモデルを選択 ▶︎ W221を選びます。
ABRの項目を選択。

▲入力された故障コード
5060 5066 ハイプレッシャーポンプ/リターンポンプ
こちらのコードはABRユニットの不具合です。
ABRユニットの不具合でエアバックも点灯してしまいます。
ユニットの取り外し

ABS,ABRユニットの場所がこちら、右ヘッドライト後ろにあります。

フェンダーが大きいので、フェラーリ純正のフェンダーカバーを使用します。

ABS,ABRユニットの上に装着してあるラジエータリザーバータンクを外してずらします。
完全に外すと、LLCが漏れたり、LLCのエア抜きが必要になるため、ホースは外さずに必ずずらして作業をします。

リザーバータンクを外すとABS,ABRユニットにアクセスしやすくなります。
ブレーキパイプと、カプラーを外すだけで本体は取り外せます。

▲こちらをオーバーホールします。

ベンツのABS,ABRユニットは、他の車両と比べるとネジを使用しておらず、シャフト3本で止まっています。

こちらはささっている車両側です。
取り外す時は結構な力が必要なので、取付後はしっかり固定されます。


修理後はブレーキ圧送機でエア抜き作業をして
最後に故障コード消去、アダプテーションをして終了です。
ベンツの新品ABS、ABRユニットは、BMW,VW,AUDIと比べても価格設定が高くなっています。今回のご来店くださったユーザー様も、ディーラーさんでのお見積もり金額が50万以上となったそうです。
弊社でオーバーホール対応することにより、かなりコストを抑えることができますので、ぜひ一度修理可能かどうかお問い合わせください。
弊社でオーバーホール対応することにより、かなりコストを抑えることができますので、ぜひ一度修理可能かどうかお問い合わせください。