Jeep チェロキー
ジープのABSランプが点灯したとのことで、遠方から5時間以上かけて横浜のJスクエアまでお越しくださいました。
Y様、ありがとうございます。
▼点灯していたABSランプがこちら
診断
故障箇所特定のため診断します。
▼入力されていた故障コード
OB CUNTROLLER FAILURE
こちらの故障コードの場合はオーバーホールで対応できます。
ABSユニット取り外し
ジープのABSユニット故障の場合は、基板部分に不具合があることがほとんどです。
修理する部分のみ外せれば良いのですが、ジープの場合ブレーキの配管が邪魔になっています。
そのためブレーキの配管を外し、修理部分だけではなくABSユニットASSYごと外します。
取り外したABSユニット。
ここから更に分解し、基板(黒い部分)を外し修理します。
オーバーホール
▼分解した基板。こちらのABSコントロールユニット基板を修正します。
基板の修正内容
- コンデンサー
- トランジスタ
- ハンダ実装し直し
ABSの基板を修理後、車両へ取り付けて完了です。
機械的な部分は壊れにくいジープ
今現在の走行距離は20万km超え。
ジープチェロキーのこの形は機械的な部分は頑丈で壊れにくく、長く乗れる車種でファンも多いです。
そんな中最近、電子部品類の故障が多くなってきたとのことで、その内の1つ、ABSの基板修理のご依頼をいただいたのでした。
ABSユニットは部品供給が終了しているため、オーバーホールするか、中古で探すかという手しか残っていないものでしたので、5時間もかけて弊社までお越しいただきました。今回無事修理することができて本当に良かったです。
Y様は、今後も30万、40万キロを目指すと喜んでくださいました。
この度は遠方からお越しくださり、本当にありがとうございました。