BMW E82
こちらのABS作業の続きです。
走行テスト後にランプが点灯したので、診断機で調べてみると……
ピードセンサー右後ろ
と入力されていました。
左後ろのスピードセンサーはお客様自身で交換されていたそうで、交換した中古の部品が車に積んであり、もし使えるなら使ってくださいとのことで、
中古を使用するのは少し気がひけるのですが、テスターで抵抗値を測ったら正常値を示していたのでこちらを右後ろに使います。
右後ろのスピードセンサーは針がまったく触れず、断線していました。
ここで水素水を自分に投入して、疲労回復(?)です。
右後ろスピードセンサー交換後、走行テスト。
ですが、再度ABSが点灯……
今度は
左後ろ スピードセンサー異常
が入力されました。
これは参りました。
ですが、以前お客様が交換したスピードセンサーが新品で壊れていたことを思い出し、ダメもとで左後ろを純正に交換!
BMWに在庫があったので、バイクでかっ飛ばし買いにいくことに。
交換後はバッチリ。正常になりました!
社外品のスピードセンサーの初期不良
ちなみにお客様が購入されたのは、格安なセンサーのメーカーMEYLE (マイレ)アマゾンで購入されたそうです。
全てが壊れやすいとは思いませんが、今まで純正部品で初期不良を起こしている物に出会ったことがないので、純正品に比べたら壊れやすいのだと思います。
値段が安い分当たり前のことかもしれませんが……
弊社も社外を使用することがありますが、できるだけ初期不良の少ないメーカーを使います。
HEllAというメーカーの初期不良は今のところありません。BOSCHは 1件不良がありました。
極端に安い部品にはご注意
安ければ、それなりのリスクがつくものです。特に5000円以下の部品は注意していただいた方が良いかと思います。
弊社ではトラブル防止のため、センサー類は純正部品を使用しています。
スピードセンサーは15000~20000円ほどしますが、その分長持ちしますのでやはり純正部品を選ぶ方が良いです。
再度修理・交換になってしまった場合、お金も時間もかかってしまします。