BMW E90
本日はBMW E90 ABS修理で東京からご来店くださいました。
▲点灯していた異常ランプ
センターモニターにもABS異常と表示されます。「危険ですので停止してください」と表示されることもありますが、走行ができないわけではありません。表示されたら早めに修理に出すようにしてください。
こちらはリヤブレーキパットの残量を検知しているパットセンサーです。パット残り1.5mmほどでした。
中古で購入されたとのことで、市場に出た際にパット残量をメーターでリセットしてしまったのかもしれません。
お客様は残り2万キロと表示されていたので安心されていたそうですが、おそらく数ヶ月後にはパットの金属部分が削れてローターがダメになってしまうところでしたが、この機会に対処できて良かったです!
パット交換、パットセンサーを交換した後はリセットモードでリヤパットの残量走行距離をリセットします。
これをしないと今度はパット残量があるのにパットの残りが少ないと警告してきます。
リセットモードについて
このリセットモードは整備している方以外は触らないほうが良いです。
交換していないのにリセットしてしまうような販売店さんはいないと思いますが、今回のようなことがありますのでご注意ください。
ABS修理をすると決めたきっかけ
本日のお客様は、軽井沢の雪道でABS、DSCが効かずに軽い接触事故を起こしてしまったことがきっかけでABS修理することを決めたそうです。
4輪ともスタットレスタイヤを履いていたのですが、やはり雪道ではABSが効かないと危険です。
雪道だけでなく、さまざまなシーンで機能していますので、とても重要な役割があります。
▼ABSとDSCの機能についての参考
事故につながったり、大きな故障を招いてしまうと修理費用などは高額になってしまいますので、警告が出ていればそれに対処し、何もなくても点検などをすることで、最終的にはコストの削減になります。
点検するだけでお金はかかってしまいますが、弊社では工賃などを低く設定していますのでお気軽にご相談いただければと思います。