BMW E90
BMW E90 DSC修理で修理工場様からご依頼をいただきました。
ウインカーが戻らない症状も出ているとのことでした。
▲これらの警告ランプが点灯していました。
取り外したBMW E90のDSCユニット。こちらを修理します。
舵角センサー交換
診断結果に舵角センサーの故障コードも入力されていたので、舵角センサーも交換します。
ハンドルの横に解除ボタンがあるので、ドライバーを挿してエアバックユニットのラッチを外します。
エアバックユニットです。このタイプはトルクスレンチを挿して、グッと押し込むと比較的簡単に外れます。
今回は45度ぐらいに挿すタイプでした。
垂直に挿すタイプだとかなり硬いので、慣れていないと外すのが難しいかもしれません。
ハンドルとSZLユニットを外したところです。
SZLユニットを分解して、リペアキットを交換します。
こちらの黒い円盤のようなものが舵角センサーです。
舵角センサーの信号を拾う受光部です。こちらも交換します。
ハンドル取り付ける時注意!! 確認必須!!
最後にハンドルを取り付ける時に切り欠き部分を合わしてセンターを出してハンドルを組み付けます。
青い手袋と髪の毛が入ってしまうのを防ぐためのヘアバンドが入っています。
ゴム手袋は静電気防止の役割もあるので使用していますが、ヘアバンドは今は装着していません。
最後にカメラ用のエアブローを使用しています。
ヘアバンド被るよりこっちの方がずっと良いように思えます。