ジープ ABS修理
ジープABS修理のご依頼をいただきました。
お客様からのご相談内容
事前にディーラーさんでお見積もりをしたところ……
・お見積もり金額約30万円
・新品交換しても10年程でまた同じ症状が起きる可能性があると言われた
また故障するのであればもう少しコストを抑えることができないだろうか
このようにご相談くださいました。
弊社のオーバーホールは対策部品交換のため、修理後のABS故障再発の確率は0.03%ととても低く、更にコストを抑えることもできます。
▼参考記事:ABS故障再発の確率は0.03%
診断〜修理
▼こちらのランプが点灯していました
それでは診断をしていきます。
診断
▼入力されていた故障コードがこちら
C2116 ABSポンプモーター電源低電圧
オーバーホールで対応できる故障内容でしたので、ユニットを取り外していきます。
ABSユニット取り外し
▼ジープのABSユニットの場所はこちら
少し奥まった箇所に取り付けられています。
エアクリーナボックスを外すとABSユニットが現れます。
ABSユニットの下にハーネス類があります。ブレーキオイルがここに垂れると腐食してしまいますので注意が必要です。
前もってブレーキリザーブタンク内のオイルを抜いておくか、受け皿を引いておくなどの対策をします。
万一ハーネス類にブレーキオイルが付着してしまった場合は、ブレーキクリーナーや水で洗浄し、最後にエアガンで水気を完全に取り除いてください。
こちらがジープのABSユニットです。
基板とポンプをオーバーホールして完了です。
アメ車のABSユニットの新品価格は欧州車に比べると安くはなっていますが、お見積もりにあった通り新品部品交換では30万円程。さらに、対策されていない部品が多いため10年後に症状が再発する可能性もあります。コストや再発の恐れなどを考えると、弊社のオーバーホールがおすすめです。