ジープ ABS修理
ジープのABS不具合でご来店くださいました。
診断機にて、故障箇所を確認すると
ABSポンプの不具合とスピードセンサーの不具合が出ていました。
ABSユニットの取り外し
ジープのABSユニットはこちらに取り付けられています。
コネクター2つを外し
ブレーキの配管を外します。
これでABSユニットが取り外せました。
ABSユニットを基板とポンプに分解。
そして、それぞれ不具合の修正と、部品交換などをしてユニットの修理作業は完了です。
ユニットを車両に取り付けてエア抜き作業をします。
アメ車用のアタッチメントを久々に使いました。
作業後再度診断し、故障コードの確認をします。
ABSポンプの故障コードは消えましたが、スピードセンサー右前の故障コードが残っていました。
ABSユニット内部のスピードセンサー回路は修理済みなので、スピードセンサーの交換になります。
ジープのスピードセンサー部品は、BMWなどより若干高く定価で3万を越えます。
万が一スピードセンサーの故障出なかった場合はとても勿体ないことになってしまうため、念の為確認作業を挟みます。
配線を延長して、センサーの左右を入れ替えたら、故障コードが右から左に移動しました。
これで、確実にスピードセンサーの故障と判断できます。
残念ながら在庫がなかったため、取り寄せ。後日交換作業をさせていただきました。
こちらのスピードセンサー、国内の在庫が1つだけだったため、間に合ってほっとしました。