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VWシロッコ ABSランプ点灯修理|基板内ICの不具合

約 4 分

VWシロッコ

VW シロッコABS

VW シロッコ ABSランプが点灯しているとのことで、ご来店くださいました。

店長 永井
ディーラーさんでの修理費用が高額になるとわかり、弊社をお選びくださったそうです。
ありがとうございます。

点灯していた故障ランプがこちら▼
VW ABSランプ

  • ABS
  • サイドブレーキ
  • タイヤ空気圧
  • ESPランプ

診断

詳細な故障内容を確認するため、まずは診断です。

VW純正診断機

VW純正診断機 VASを使用します。

入力されていた故障コードがこちら▼
VW ABS故障コード

  1. 00287 右リヤスピードセンサー
  2. 00290 左リヤスピードセンサー
  3. 16352 ABS ECU故障
  4. 01276 ABSハイドロリックポンプ

①②はABSとは異なり、センサーの不具合を示すものでセンサーを交換すればOKです。

③はABSの基板内にあるIC(情報が入っている部品)の不具合で、このICだけを交換することができないため、基板自体を部品交換する方法になります。
そして、④はABSの機械部分の不具合ですのでオーバーホールで対応します。

店長 永井
実は、故障コード「16352」「01130」の2点が同時に入力されているケースは非常に稀。
残念ながら全てオーバーホール対応とはいかず、基板の部品交換とABSポンプの修理といった対応になります。
全て修理の場合より割高になってしまいますが、それでも新品部品ASSYで交換するよりもコストは抑えられます。

ABS修理

コイル交換
ABSのモーター部分は、コイルの交換とブラシの調整をします。
コイルが劣化してくると、回転数が低くなり、モーターエラーを起こします。

新品の基板に交換するとともに、付属されているアクチュエーターのシール交換をします。
こちらのシールを交換しないと、ブレーキオイルが漏れる原因になります。

エア抜き作業

ブレーキオイル交換

取り付け後にブレーキ圧送機でABSユニット内部に入っているエアを抜く作業をします。

コーディング

今回は基板の交換をしましたので、コーディング作業が必要になります。
(すべてオーバーホールの場合はコーディングは不要です)
VCDS

汎用ソフト(VCDS)を使用して、前もって抜き出しておいたコーディングデーターを入力します。

1項目につき2桁の数値で、その車についている装備などの情報を設定します。

ブレーキプレッシャー

▲こちらはブレーキを踏んだ時の力、圧力を覚えさせる設定をしているところです。

下記の6項目を全て設定して完了です。

  • 操舵角センサー
  • 横加速度センサー
  • ブレーキ圧力センサー1
  • 縦加速度センサー
  • 油圧ユニットインテークバルブの基本設定 (Input Valves)
  • 油圧ユニット切断バルブの基本設定 (MCI Valves)
  • 修理内容とコスト

    今回は基板のみ新品交換。ポンプ部分はオーバーホールという内容になりました。

    店長 永井
    基本的にはすべてオーバーホールする方法をとっていますが、今回のように故障箇所によっては、基板自体を交換しないと直せないケースがあります。
    その場合は、全てオーバーホールするケースに比べ修理費用が高くなってしまいますが、それでもABSユニットを丸ごと交換するよりはコストを抑えることが可能です。

    ABSランプ点灯のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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