記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
VW ゴルフヴァリアント ABSユニット修理でご来社いただきました。
昨年末にお見積もりさせていただいて、基板部分が新品交換になったために本国ドイツオーダーで
本日作業実施になりました。
今回入力されていた故障コードです。
01276 ABSハイドロポンプ(V64)
16349 ECU故障
01130 ABS作動あてはまらない信号
VW ヴァリアントの点灯していた警告ランプです。
VCDSでコーディングデーター抜き取ります
装着するOBD16ピンは運転席下あたりにあります。
取り外すABSユニットの場所はバッテリーを外した下の方にあります。
バッテリーとステーを外すと、、
ABSユニットにアクセスできるようになります。
バッテリーを外すだけで、ABSユニットにアクセスできるようになりますが、ステーを外すとより作業しやすくなります。急がば回れで外した方が良いでしょう!!
ABSユニットのブレーキパイプを緩める前に前もってマスターシリンダー内のブレーキオイルを抜いておきます。
抜くことによって、ブレーキパイプを緩めた時にブレーキオイルが垂れてエンジンルームを汚してしまうのを防いでくれます。
こちらのVW ABSユニットを修理します。
ABSユニット基板部分を新品に交換します。
付属のOリングを交換します。
小さなロングノーズプライヤーで取り外します。
VCDSにて先ほど抽出しておいたコーディングデーターを入力します。
こちらはロングコーディングになります。
コーディングが終了したら、調整作業に入ります。
VW純正診断機VASを使用します。
コーディング → 汎用機 VCDS
基本調整 → ディーラー純正VAS
このパターンで作業するケースがほとんどです。各機種ごとに得意分野があって、特に基本調整の安定感はVASが一番!!!
基本調整 → ディーラー純正VAS
このパターンで作業するケースがほとんどです。各機種ごとに得意分野があって、特に基本調整の安定感はVASが一番!!!
こちらはブレーキプレッシャーの設定画面です。
こんな時はブレーキパイプの場所間違えてるかも!!!
以前修理したユニットを送った時に、プレッシャーの基本調整の時に、『同じ数字が何回も入力されて基本調整が終了しない』との質問が来たことがあります。
プレッシャー設定の画面で一度ブレーキを踏んで設定画面の数値が移動しない場合は、ABSユニットがブレーキを踏んでいないと判断して永遠と同じバルブのブレーキ圧力の調整を要求してきます。 例えば画像の116/129の数値を一度ブレーキを踏んで設定しても繰り返し同じ数値の設定を要求してきます。
この場合は、ブレーキパイプを入れ間違えのケースが考えられます。
以前修理したユニットを送った時に、プレッシャーの基本調整の時に、『同じ数字が何回も入力されて基本調整が終了しない』との質問が来たことがあります。
プレッシャー設定の画面で一度ブレーキを踏んで設定画面の数値が移動しない場合は、ABSユニットがブレーキを踏んでいないと判断して永遠と同じバルブのブレーキ圧力の調整を要求してきます。 例えば画像の116/129の数値を一度ブレーキを踏んで設定しても繰り返し同じ数値の設定を要求してきます。
この場合は、ブレーキパイプを入れ間違えのケースが考えられます。