記事掲載の許可をいただきましたので写真を掲載させていただきました
マツダ RX8
RX8 ABS修理でご来店くださいました。
とても気さくに、お車と一緒の撮影に応じてくださいました。
Kさま、ありがとうございました。
それではここから修理の流れをご紹介いたします。
診断
RX8のOBD接続カプラーは運転席足元あたりにあります。
診断機の項目でマツダを選択します。
ブレーキ項目にエアラーがあります。
入力されていた故障コードは
C1194 左フロントアウトレットバルブコイルの入力回路不良
C1194のコードが入力されていた場合は、ABSユニット内部のコイル回路の断線が考えられます。
前後左右のアウトレットバルブコイルの入力回路を修正して、壊れていなかったメイン電源回路、スピードセンサー回路も同時に配線を修正します。
どこか1箇所の不具合があっても、同時期に全ての回路の細い配線の金属摩耗があるので全ての回路の配線を修正すると10年以上正常に動作してくれます。
前後左右のアウトレットバルブコイルの入力回路を修正して、壊れていなかったメイン電源回路、スピードセンサー回路も同時に配線を修正します。
どこか1箇所の不具合があっても、同時期に全ての回路の細い配線の金属摩耗があるので全ての回路の配線を修正すると10年以上正常に動作してくれます。
ABSユニットの取り外し〜修理
RX8のABSユニットは、Bosch 5.7を使っています。
トルクスボルト6つで止まっているので外します。
こちらが修理するABSユニットです。
丸く見えるのが電磁コイルで故障コードから判断すると基板〜コイル間の断線が考えられます。
こちらの顕微鏡を使用して、配線処理をしていきます。
基板を点検すると、やはりコイル〜基板内部配線が金属摩耗して、断線していました。
RX8のBosch5.7 ABSユニットの場合は、メイン電源、スピードセンサー回路、コイル回路の全てが金属摩耗していますので、BMW、AUDI、VWに比べると若干時間がかかります。
RX8のBosch5.7 ABSユニットの場合は、メイン電源、スピードセンサー回路、コイル回路の全てが金属摩耗していますので、BMW、AUDI、VWに比べると若干時間がかかります。
写真撮影に応じてくださり、とても良い写真が撮れました。
私は、以前マツダディーラーでRX8の納車整備をしていたこともあり、修理後のお話しも盛り上がりました。
Kさま、色々とありがとうございました。
弊社にご依頼くださった理由の1つに今回は、松田メーカーからの部品供給は終了しているというのもあります。Jスクエアのオーバーホールには7年間の保証期間がついています。ぜひお気軽にご相談ください。