BMW E46後期
BMW E46後期 ABS修理のご依頼をいただきました。
左ハンドルなので、車の左側にユニットがついています。
まずはブレーキのサブタンク内のブレーキオイルを抜く作業です。
フィルターが汚れていたので掃除をします。
ブレーキクリーナーでOK!
新品のように綺麗になりました。
続いてバキューム式のブレーキエア抜き機でブレーキラインから一滴残らずエアを抜き取ります。
エンジンからの熱を遮断するカバーを外します。
カバーを外すとABSユニットが見えてきます。
ブレーキマスターシリンダーを外してから、ABSユニットを外すと作業が楽になります。
組み込む際は、ブレーキマスターシリンダーのOリングがついているか確認してください。
外すときにたまに落ちてしまうことがあります。
Oリングがついていないと……
エンジンをかけてから『シュー、シュー』と音が出ているときは、Oリングがついていないか、Oリングが破損している可能性があります。
数百円なので、弊社では交換をオススメしています。ブレーキエア抜き後にマスターシリンダーを外すのは大変です。
ABSユニットの部分を取り外して交換します。
ブレーキパイプを取り付ける時は
ブレーキマスターシリンダー側からブレーキパイプを取り付けます。
(こちら側が狭く調整がやりづらいため)
その後ABSユニット側にブレーキパイプを取り付けます。
取り外したカバー類です。
エアコンフィルターとボックスを外すので、ご希望で交換をしました。
以上で全ての作業が完了しました。
オススメの掃除道具
ブレーキのエア抜き後は多少のブレーキオイルなどが床に付着するためにケルヒャーの床洗浄機で掃除をしています。
洗浄液→ブラッシング→バキューム
と一台で全てをこなしてしまうのでとても便利。
お値段もそこそこしますが、いつでも工場内をきれいに保てるのでオススメです。
月に一度業者さんに掃除をしてもらうのを考えると、3年ぐらいでペイできます。
でも一番のポイントは、部分的に汚れたときにいつでも掃除できるのが◎
床を白っぽくしたので掃除は大変ですが、きれいな作業を提供するには時間とお金を掛けなくてはと思います!