記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
BMW E46前期 ASCユニット修理でご来店いただきました。
前期モデルはASC機能搭載のお車が多いです。 ASCについての詳しい説明はこちらで詳しく説明しています
前期モデルの診断機接続はエンジンルームにあり、丸型の20ピンコネクターになります。
インターフェースを接続します。
E46後期モデルの診断には汎用機との相性が良いみたいで、BMW診断機ISTAより診断スピードが早いです。
ASCユニットの場所がこちら、右ハンドルの場合は助手席前のこの空間にあります。
エアコンフィルターとステーを外します。ボルト四箇所で止まっています。
こちらを外します。
エンジンとの仕切りカバーを外します。このカバーはエンジンの熱からASCユニットを保護するためについています。
カバーを外すとASCユニットが見えてきます。
トルクスE5の工具を使って外します。こちらは特殊工具で専用に私が作ったものです。
ボルト4本を外してカプラーを外すとASCユニットが取れます。
ポンプモーターの電源の部分が出っ張っているので外すときに注意が必要です。
こちらが修理するASCユニットです。
こちらはポンプ部分とソレノイド部分になります。
BMW E46前期モデルのASCユニットの場合こちらの機械的な部分はほぼ壊れません。
基板の部分が壊れるので、ASSYで交換する必要はないです。ちなみにASSYで交換すると部品だけで30万以上します。
基板の部分が壊れるので、ASSYで交換する必要はないです。ちなみにASSYで交換すると部品だけで30万以上します。
コンデンサーの交換をします。
寿命は10年〜15年ぐらいです。
コンデンサの役割は回路内で電気を蓄えたり放電したりする役割をしています。
わかりやすく言うとバッテリーのような役割をしている部品です。
トランジスタもよく壊れる部品で、今回は壊れていなかったのですが数年後に壊れる可能性がある部品は交換します。
弊社での基板修理 安心7年保証を実現するために、壊れていない部品も交換するので基板が長期的に安定して作動します。『長く乗って行くぞ』と愛車に愛着があるお客様は弊社の基板修理で皆様満足していただいていますのでおすすめです。