BMW E46後期モデル ASCユニット交換作業です。
診断機で故障コードを呼び出しています。
入力されていた故障コード
5DF5 ASCユニット内部故障
左ハンドルの場合はマスターシリンダーの下にASCユニットがあるために、まずはマスターシリンダーを取り外す作業から入ります。
引き抜いたときに、マスターバック本体にくっついている時があるので知らずにマスターを装着する際下に落ちてしまうことがあります。マスターシリンダーからエア吸いを起こしてしまい。作業をやり直さなくてはいけなく大変です。
マスターシリンダーを外すと、ASCユニットが見えてきます。
交換するASCリペアキットは黒いプラスチックの部分です。
この年式のバルブ、モーター側はほぼ壊れないので、ASCユニットASSYで交換しなくても大丈夫です。
モーター側のトルクスボルトを2本外します。
ボルト2本を外すとASCユニットが外れます。
新しい、ASCユニットのモーター電源プラグを組み付けます。
同梱の赤いSST使用して、ASC本体に押し込みます。
新品のASCユニットを取り付けた後は、ABSランプが消えます。
この後コーディングをして全てのランプを消灯させます。
コーディング項目で交換したユニットを選択!!
DSC/ASCの項目を選びます。
コーディングの際は、13V以上をキープしないと診断機が受け付けてくれないので、BMW純正の定格電圧機を使用します。
終了リポートを確認したら終了です。
続いて2台目のご依頼は、E46後期モデルASCユニット交換作業
こちらは右ハンドルなのでブレーキオイルの交換などがなく、施工時間もトータルで1時間ほどでできます。
ASCユニットの場所です。
左ハンドルと違いブレーキラインも外さないので作業はしやすいです。
まずカプラーを横にスライドさせて外します。
13mmのボルト2本を外して、ASCユニットを上に持ち上げます。
モーター側のトルクスボルトを2本外します。
モータ電源プラグに気をつけて外します。
取り外したら先ほどと同じ要領で新しいユニットを取り付けます。