記事掲載の許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます
スバルレガシィ
スバルレガシィ、ABSの修理でご来店くださいました。
ディーラーさんでのお見積もりがかなり高額だったのtことで、弊社にご依頼くださったそうです。
ABSユニット取り外し
▲こちらがレガシィのABSユニット
まずはオイル抜きです。
圧送機のバキューム機能を使用し、ブレーキリザーバータンク内のオイルを抜き出します。
この作業により、ブレーキ配管を緩めたときにオイルが溢れてしまうのを防ぐことができます。
ABSカプラーの橙色の部分を下に下げて外します。
外したら、エンジンの後ろの方に持っていくと、邪魔にならず作業しやすくなります。
次にレンチを使用してABSパイプを外します。
10mm,12mmのブレーキブリーダーレンチを使用します。
ステーのボルト3本を外すと取り外せます。
こちらが取り外したレガシィのABSユニット。
こちらをオーバーホールします。
外した後は、オイルが垂れても大丈夫なようにウエスを敷いておきます。
ABSユニットオーバーホール
ABSユニットを基板とポンプに分解し、不具合が出ている部品の交換や、経年劣化で近々不具合で起こすであろう部品も長持ちする部品に交換します。
ABSユニット取り付け〜エア抜き
修理が終わったABSユニットを取り付けます。
スバルレガシィABS取り付け時の注意
レガシィの場合、ブレーキパイプがとても硬いため、装着時にネジ山が破損しないようご注意ください。
レガシィの場合、ブレーキパイプがとても硬いため、装着時にネジ山が破損しないようご注意ください。
エア抜き作業
日産専用のSST8特殊工具)を使用します。
リザーバータンクからブレーキオイルを送ります。
4輪のキャリパーから、圧送したオイルを抜いてエア抜き作業をします。
続いて診断機を接続します。OBDは運転席の右下です。
故障コードがこちら
C0052 Motor malfunction
データーロガーの機能を使って、ブレーキのプレッシャー圧力などの調整を行います。
実際のプレッシャー圧力と比較しながら数値が正常か確認作業をして終了です。