スバル レガシィ
レガシィABS修理
今回ご来店くださったK様。
先にディーラーさん、他整備会社さんへ相談されたそうですが、満足のいく回答がいただけなかった、またお見積もりも高額だったとのことで、最終的に弊社へご相談くださいました。
診断
運転席足元にあるOBD端子(白い箇所)に診断機を接続します。
汎用機マキシシスで診断します。
レガシィを選択します。
入力されていた故障コードはこちら▼
今回は基板部分の故障コードはありませんでしたが、耐久性を上げるためにも、基板部分も同時に実装しなおします。これで耐久性10年程度UPします。
ABSユニット取り外し
電源カプラーを外します。
オレンジ色のレバーを下にスライドさせると外せます。
外れたカプラーは万一ブレーキオイルが付着すると腐食の原因になりますので、エンジンルーム後ろの方においておきます。
あらかじめリザーブタンク内の汚れたブレーキオイルを抜いておきます。
レガシィの場合はリザーブタンク内のオイルを抜く作業をするだけで、ABSユニットのブレーキパイプを外した時にオイルが垂れなくなります。
診断機のバキューム機能を使うと数秒で抜けますが、ない場合はスポイトでもOKです!
ブレーキパイプを緩めます。
国産車のため、10mmと12mmを使用しています。
ABSユニットステーボルト3箇所を緩めて外します。
ABSユニットの修理
取り外したレガシィのABSユニットです。こちらを修理していきます!
▼修理内容はこちら
基板(下の黒い部分) → 基板の実装
故障コードにあったように『アクチュエーター、モーター』の機械的な修理をし、『基板』部分に関しては耐久性をあげるために実装しなおしました。
ディーラーさんや他業者様と弊社が異なるのは、このようにユニットを分解して修理できるというところです。
基本的には分解せず、このユニット丸ごと交換をいう流れになるため、弊社のオーバーホールに比べ、お見積もりが高額になってしまうのです。
ABSユニット取り付け
ブレーキリザーブタンク内のオイルを抜いておけば下に垂れることはありませんが一応ウエスを引いてガードします。
前回の取り外し時にオーバートルクで締め付けているユニットだった場合は、テーパーの当たり面などが歪んでいる可能性もありますので、そのあたりは経験と技術でトルク管理をします。
臨機応変な対応が必要です!
修理後はエア抜き作業を実施します。
GTRと共通のSSTを使用します。
修理後に故障コードを消去して、ライブデータを確認してABSユニットが正常に動いているか、他のセンサー類の異常が無いか調べて終了です。
ディーラと整備会社で見積してもらったが高い、あまり知識がない、技術がないように感じた。
Jスクエアさんを見つけて即Telし、永井社長とQ&A。修理実績多さと技術力の高さを感じてすぐに予約を入れ、待ち時間も少なく本日無事修理が完了しました。
作業時間は、約3時間。その間は、近くの横浜ららぽーとでカミさんと時間つぶしができました。支払いの時に7年保証の説明を受けて、改めて自信を感じ安心して無事帰宅しました。
おまけ
受付の五十嵐さんに手伝ってもらい、観葉植物の植え替えをしました。
前の工場からの最後の2つです。他は枯れてしまいました……。
こんな小さいのに6年ぐらい生きていると思います。小さい鉢に入れていたのであまり大きくならなかったのですが、最近根腐れらしい症状が出てきたので大きな鉢に移植しました。長生きすると良いな〜と思っています。