レガシィABS修理
レガシィのABS修理でご来店くださいました。
お客様からのご相談内容
ディーラーさんでのお見積もり費用が約30万だったので、コストを抑えてABSを修理したい
といったご相談でした。
修理内容によりますが、基本的にはディーラーさんよりも費用はお安くなります。弊社にお任せください!
それでは早速診断していきます。
それでは早速診断していきます。
ABS故障 診断〜修理
診断
▼入力された故障コード
C0052 ABSモーター不具合
こちらの故障コードは、オーバーホールで対応できますので、ユニットの取り外し作業に移ります。
▼点灯していたランプ
・ABSランプ
・VDCランプ
・サイドブレーキランプ
▼ABSユニットの取り付け場所はこちら
エンジンルームの右側に装着されています。
取り外したところです。
ABSユニットの場所がブレーキマスターシリンダより下に装着されているので、ブレーキパイプを外すとオイルが溢れてきてしまいます。
それを防ぐために、事前にブレーキオイルを抜いておきます。
取り外したABSユニットはオーバーホールし、修理は完了しました。
しかし、AT OIL TEMPランプも点滅しているので、最後に《AT learning modeで初期設定》をします。
レガシーはABS故障と共にAT OIL TEMPランプが点灯することが多い
この場合は専用の診断機にて初期設定することで、AT OIL TEMPランプも消えます。
《AT learning modeで初期設定》
診断機の指示に従ってブレーキを踏みます。
シフトをRレンジに入れるなどの指示にしたがって進め、数分で完了します。
▼AT OIL TEMPランプ点灯時の初期設定手順の詳細はこちらで説明しています
お客様のご要望通り、ディーラーさんでのお見積もり金額よりもコストを抑えることができました。
ABSランプが点灯してお困りのレガシィユーザーさま、お気軽にご相談ください。
ABSランプが点灯してお困りのレガシィユーザーさま、お気軽にご相談ください。
そして、整備士向けの話になりますが、レガシィのABSユニットの不具合が起こった場合は、ABSランプの他にAT OIL TEMPランプが点灯するケースも多いです。その場合、今回のように専用の診断機にて初期設定をすると正常に戻ります。