スバル インプレッサ
今回は、スバルインプレッサのABS修理です。
ABSランプが点灯し、スバルディーラーさんにて故障診断をしたところABSの不具合が判明。
しかし、ABSユニット自体の部品製造が終了し、その場で解決できなかったとのことで弊社にご相談くださいました。
診断
入力されていた故障コードがこちら
RL ホールドバルブ故障
こちらの故障コードでしたら、基板修理で対応できます。
ABSユニット取り外し〜修理
インプレッサABSユニットは、右ヘッドライト後の空間に装着されてます。
こちらが修理するABSコントロールモジュールです。
モーター側は壊れていないため、ブレーキの配管を外さないで大丈夫です。
(そのため、ブレーキエア抜き作業も必要ありません)
顕微鏡で確認していきます。
ホールドバルブの配線が腐食して外れていました。
9本の配線を全て外し、コーティング剤(ゼリー状)を剥離して、新たに配線処理を施します。
接続箇所の端子が5mmぐらい。
特殊なハンダゴテを使用します。
ハンダ付けする箇所の素材が“金”のため、熱処理を間違えると一瞬で溶けてしまいます。
そのため、はんだ濡れ性を50%多くして、温度管理をした上で施工します。
無事、修理完了しました。
▲素敵な笑顔のT様と記念撮影
今回ご来店くださったT様もですが、インプレッサのユーザー様は特に大事にお乗りになっていらっしゃる印象があります。
修理後、『直ってほんっとよかった〜』とおっしゃっていただいて、私も嬉しくなりました。
ABS修理をして喜んでいただけるのは本当にありがたく、事業をしていてよかったと感じる瞬間です。
Tさまありがとうございました。
ABS修理をして喜んでいただけるのは本当にありがたく、事業をしていてよかったと感じる瞬間です。
Tさまありがとうございました。