ベンツC200 ABS修理ご来店くださいました。
ディーラーさんで診断をしたが、ベンツC200のABSユニットは部品供給が終了しているため対処できないと言われ困っていた。Jスクエアではオーバーホールできると知り、相談しました。
ユニットの部品供給が終了してしまっている場合は、オーバーホールでの対応、またはお車の買い替えになっています。
今回の場合は、弊社のオーバーホールで対応ができましたので、故障コードや作業手順など合わせてご紹介します。
今回の場合は、弊社のオーバーホールで対応ができましたので、故障コードや作業手順など合わせてご紹介します。
ベンツ C200 ABS 診断〜修理
▼点灯していたランプ
ABSランプ
診断
1997年モデルのOBD16端子でなく丸型のインターフェースを使います。
▼入力されてた故障ランプ
- C1304 リヤアクスルソレノイドバルブ圧力保持
- C1305 リヤアクスルソレノイドバルブ圧力減少
- C1200 ブレーキランプスイッチ
- C1300 左フロントソレノイドバルブ圧力保持
- C1302 右フロントソレノイドバルブ圧力保持
- C1301 左フロントソレノイドバルブ圧力減少
- C1303 右フロントソレノイドバルブ圧力減少
①②④⑤⑥⑦は、基板修理で対応。③はブレーキペダルのセンサー交換対応になります。
ABSユニットの取り外し&修理
電源カプラー+ボルト4本を外すと、基板を取り外すことができます。
こちらが修理するABSユニットです。
丸い部分が、今回入力されていた故障コードのソレノイドバルブ電磁コイルです。
ABSユニット修理&再診断
ABSユニットはオーバーホールが完了しましたので、再度診断します。
ブレーキランプスイッチの不具合が残っているため、ブレーキランプスイッチを交換します。
ブレーキランプスイッチの交換
ABS修理後に残った故障コード『ブレーキランプスイッチ』
今回は【ABSユニットの故障+ブレーキランプスイッチの不具合】でしたが、【ABSユニット基板の不具合のみ】でも入力されることがあります。
そのため、ブレーキランプスイッチの故障コードが入力されていても、先にABSユニットの修理をし、それでも故障コードが残った場合のみ交換した方が確実です。
先に交換してしまうと、ブレーキランプスイッチが故障していなかった場合、余計な費用がかかってしまいます。
今回は【ABSユニットの故障+ブレーキランプスイッチの不具合】でしたが、【ABSユニット基板の不具合のみ】でも入力されることがあります。
そのため、ブレーキランプスイッチの故障コードが入力されていても、先にABSユニットの修理をし、それでも故障コードが残った場合のみ交換した方が確実です。
先に交換してしまうと、ブレーキランプスイッチが故障していなかった場合、余計な費用がかかってしまいます。
運転席足元のカバーを外します。
こちらのブレーキランプスイッチを交換して修理完了です。
ブレーキランプスイッチの故障でABSランプが点灯している場合のよくある症状
- ブレーキを踏んだ時にランプ点灯
- 走りはじめたらに点灯
走りはじめに点灯する場合はスピードセンサーの不具合と似ていますので、診断機での判断が必要です。