ベンツ ABS修理でご来社いただきました。
お客様のリクエストに答える素晴らしい会社、営業の方だと思います。
ベンツディーラー診断機を使用して故障診断を実施します。
入力されていた故障コードになります。
5060
5066 ハイプレッシャーポンプ/リターンポンプ
こちらのコードが入力されていたので、ABRユニットの不具合です。
ABRユニットの不具合でエアバックも点灯してしまうケースもあります。
今回はエアバックの故障コードが入力されていなかったためにABRユニットの修理だけでOK!
ベンツ ABSユニットの場所はこちらボンネットを開けて車のヘッドライト右側の後ろあたりに装着されています。
ラジエータリザーブタンクの下にあるので外します。
ホース類に余裕があるので外さずに写真のようにヘッドライト上あたりにずらしておきます。
ABSユニットが見えて来ました。
カプラーを外します。上に持ち上げると外れます。
ブレーキパイプを外します。内側2つが11mmで止まっています。
外側2つは12mmを使用しています。
ブレーキパイプとカプラーを外したら後は上に引き抜くだけです。
3箇所強力なゴムで止まっています。
ABSユニット本体が装着されているところです。
ブレーキオイルをキャリパーから抜いても若干垂れてしまうので、清掃が必要になります。
この3箇所で止まっています。結構強力なので上に持ち上げるときはドライバーなどを使って外します。
ABSユニット取り付け時はゴムの部分にシリコングリスを塗っておくと簡単に装着できます。
圧送機を使用してブレーキオイルのエアを抜く作業です。
リザーブタンクに専用のSSTを装着してエア抜きをして終了です。