本日の修理
BMW E92 M3クーペ
E92 M3 ABS修理で静岡からご来店くださいました。
E92 M3のABSは運転席前についています。
エアコンフィルターと、カバーを外すとアクセスできます。
カバーを外すとABSユニットが出てきます。
1シリーズと比べるとABSユニットの周辺に余裕があるので、取り外しは楽です。
ボルボ V70 2000年モデル
2台目はボルボ V70のABS修理です。
V70 00年モデルはだいぶ少なくなってきましたね!
▲点灯していたランプはこちら。
この年式からエンジンともリンクしているので、ECUから故障コードを消去しないとABSランプは消えません。
▲こちらが修理するABSユニット。
今回はスピードセンサーの不具合もあり、部品取り寄せになりました。
BMW E65
3台目はBMW E65 ABS修理です。
ABSユニットは運転席前に取り付けられています。
ディーラーさんで故障コードを消去してからランプは点灯していないとのことで、判断がつきにくいのですが……
半年ほど前にABSランプが点灯、ディーラーさんではABSユニットが壊れているとの診断結果だったそうです。
今回は修理で対応できなかったため、新品部品を手配して、後日ご連絡させていただくことになりました。
ABS修理のコストを抑える方法
コストを抑えるためには、順番が大切です。
1.まずは、修理で対応できるか試みる。
すべてのユニットでまずはこの方法で始めます。新品の部品が高価ですので、修理で対応できればかなりコストを抑えられます。
2.基盤だけの部品を交換
すべての車種、年式には適応できない方法ですが、コンピューター診断でコントロールしている部分(ABSの場合は黒い気部分でリペアキット)の不具合が確認された場合には有効です。
3.部分的にオーバーホール
オーバーホルで対応できない場合は、一部だけオーバーホールするという方法があります。
例えば基板部分が修理で対応できない場合、基板は新品で、アクチュエーターの部分はオーバーホールで対応します。
コントロールユニット基板より、アクチュエーターの方が金額が高いことが多いので、どちらか一方でもで対応できればコストカットできます。