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VW ポロ ABS修理|スピードセンサー故障と表示→原因はABSユニット

約 4 分
整備ブログでは、実際にご依頼いただいたケースのご紹介とともに、業者様向けに該当の車種のABSユニットの取り外し方も合わせてご紹介しています!

VW ポロ ABS修理

VW ポロ

vw ポロABS修理

VWポロABS修理のご紹介です。
修理工場さんからのご依頼で、「左フロントスピードセンサーの故障コードが表示されたので、スピードセンサーを交換したが改善されなかった」とのことでご来店くださいました。

▼点灯していた警告灯
VW ABSランプ

  • サイドブレーキ
  • ABS
  • 故障箇所特定のため、弊社でも再度診断します。

    診断

    ▼VWの診断コネクターはこちら
    VW 診断
    灰皿のあたりにあります。

    ▼故障コード
    VW 診断283

    00283 左フロントスピードセンサー

    修理工場さんの診断と同じくこちらのコードが入力されていました。
    スピードセンサーを交換しても消えないということは、ABSユニット内部のスピードセンサーの回路が断線している可能性があります。

    実際にABSユニットを取り外して内部を確認します。

    ABSユニット取り外し

    VW ABSユニット

    VW ABSユニットはラジエータのリザーブタンクの下あたりにあります。

    カプラーを外す

    カプラーを外します。

    VW ABSカプラー

    こちらの5センチほどの集中カプラーは、スピードセンサー・ミッション・エンジンからの信号を拾っています。

    VW ABSカプラー

    こちらの2局のカプラーはポンプモーターに電源を送っている電源カプラーです。

    VW ABSユニット

    こちらが修理するABSユニットです。

    VW ポロ ABSユニットの壊れる箇所

    2000年前後のAte製のABSユニットはこの基板が壊れます。
    ポンプのエラーが入力されているケースも多いのですが、ポンプはほぼ壊れません。

    基板修理

    VW ABS基板修理

    スピードセンサー系統の断線を修理します。

    VW ABS修理

    電解コンデンサーは20年近く経っている部品なのであわせて交換します。

    修理したABSユニットを取り付け、無事修理完了しました!

    基板の寿命を長くさせるポイント

    コンデンサーは電気を蓄え、直流を防止している役目をしています。
    一般的な電解コンデンサは105°のものが使われており、寿命は周辺温度が105°の場合2000時間で日数に直すと83日と8時間です。
    基板周辺温度が45°ぐらいとして仮定すると、アレニウスの法則より、周囲温度が10℃下がると寿命が2倍になるので、105-45=60(x2を6回)
    2000x2x2x2x2x2x2=128000時間=14.6年
    さらに105°のコンデンサーを130°耐久のコンデンサーに変えるだけで【128000時間x2x2=512000時間(58.44年)】と計算上では寿命が伸びます。
    店長 永井
    今回のようにスピードセンサーの故障コードが入力されても、スピードセンサー自体の故障でないケースも多々あります。スピードセンサーを交換しても直らないという場合は、お気軽にお問い合わせください。

    ABSランプ点灯のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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