BMW E46
近くの業者様から、BMW E46 ABS修理のご依頼をいただきました。
▼点灯しているランプがこちら。
ASC
サイドブレーキランプ
診断
故障箇所を特定するために診断機を使用します。
入力されていた故障コードがこちら。
残念ながら、弊社でもオーバーホールで対応できない故障内容でした。
今回は、ABSユニットの交換作業になります。
ABSユニットの交換
ブレーキラインを外さない方法で基板部分(黒いプラスチック)の部品を取り外します。
こちらの部品を交換します。
(BMWのABSユニットはコア返却が必須となっているため、交換部品はメーカーに送ります)
ポンプ部分の電極部品は分割されているため、SSTを使用して組み付けます。
BMWコーディング用の純正定電圧機で、13V以上の数値に設定してあげるとコーディングができるようになります。
13V以上にならないとコーディング機械が動いてくれない設定になっているのは、コーディングには安定した電圧が必要なのと、長い時間アクセサリー電源ONのままにするのでバッテリーに負荷を与えないようにするためです。
BMW以外は定電圧を上げながらでないとコーディングができないというような縛りがないため、その辺はBMWはよく考えられているなあと思っています。
コーディンの前に診断機でコードを読み取ると
5E1F ABS DSC異なるシャシナンバー
上記の内容が入力されます。
この後コーディングすると消えます。
この状態でメーター内の点灯ランプを確認すると、『ABS、サイドブレーキランプは消灯』しており、『ASC、DSCランプだけ点灯』します。
新しくBMW用の診断機トロリーを導入しました。
以前のものより、PCの場所が高く、腰を曲げないで見ることができるため良いです。
総重量が重たく各部品がしっかりした作りでできています。
ローラーも従来のものより大きくスムースに動かすことができ、しかも奥行きもそこまで大きくなく良いです。
マウスパットを置く箇所もありPCを使った診断機がまだ多いなか頼りになる箇所です。
BMW診断機 オンライン用 1機
BMW診断機 オフライン用 1機
TEXA用 1機
AUTEL用 1機
AUDI VW VAS用 1機
系5機を導入しました。
ちょっと多いんじゃないの?
と思っている方いると思いますが、こちらは今までの診断機トロリーの中ではピカイチで、これ以上のものは今後数年出てこないと思い思い切って導入しました。うん使いやすい!!オススメ!!